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手描きメニュー作ります!

 はてさて、僕の撮影技術がバンバンうまくなる様を綴っていく(予定)のnote「カメラがバンバンうまくなる方法」。僕はスタジオバンバンの西田カメラマン先生に弟子入りしまして撮影を学んでいるのでありました。


 あ、ちなみにスタジオバンバンさんの学芸大学スタジオが「おばんざいかふぇ ばんばん」をはじめたそうです!
 


おばんざいかふぇ ばんばん


 学芸大学のスタジオは一度だけうかがいましたが、キレイでステキなキッチンスタジオでした。「お店みたいですね」と西田先生に言いましたら「今度、お店になるのです!」とのことで・・・「あさごはん」と「おばんざい」を出していただけるみたいですね・・・「おばんざい」って「おそうざい」のことでしたっけ? ネット検索して調べてみますと・・・以下引用。

「おばんざい」とは「お番菜」と書きます。 番は番茶等に使われているように、常のものを表し、常の惣菜 = 常のおかずという意味になります。

 へ〜、「番」って「常のもの」って意味なんですね・・・知らなかった。世の中って自分が知っていることよりも知らないことの方が多い。で、インスタグラムを見てみましたが「常のおかず」というよりも「おしゃれなおかず」といった感じでインスタで映え映えしてました! 営業日は月、水、金曜日で、営業時間は午前10時から午後4時まで。「おひとり様もお子様もお仲間も大歓迎。朝呑み、昼呑みできます」とのこと。呑めるんですねー! いいなー!! ということでお近くの方は、ぜひぜひお立ち寄りくださいませー。


 それはそれとしまして・・えーとですね、僕はデザイナーなのでありました。チラシやパンフレットを作っておりまして・・・で、10年前ぐらいに、無性に絵が描きたくなりまして絵を描きはじめて・・・さらに、なんだか筆文字も書きたくなりまして5年ぐらい前から習字を習って・・・で、手描きのイラストと筆文字でデザインを拵えはじめたのでございます。そんなことを10年近くもやっておりますと、そこそこの作品量になりまして、それらをホームページにまとめてみたのでございました。それが僕のホームページ「綿羊亭」なのでございます。


 この10年の僕の作品の、寄せ集め・・・「寄せ集め」って! 失礼な!! 「寄せ集め」ではなくて、この10年の僕の作品の、吹き溜まり・・・「吹き溜まり」って! それって誹謗中傷!! ・・・で、まぁ、これぐらいのものは作れるようになったので「あ、2024年は手描きイラストと筆文字のデザインで売り出してみよう!」と思いつきまして、チラシを作ってみたのでありました・・・チラシのデザイナーになって早30年。まさか自分のチラシを作ることになるとは思わなんだ・・・。

表紙と裏表紙
こちらが中面でございます

 でもってですね、こいつを2,300部も刷りまして、今年の元旦に新聞折込をしてみたので、ありました。「はてさて、どれぐらい反応があるかなぁ!」とドキドキワクワクしていたのですが・・・1ヶ月以上経ちましたが、今のところ誰からも連絡ナシナシ、ナシのつぶてという結果に・・・とほほのほ・・・もうあれなのですね、新聞折込の時代じゃないのかなぁ・・・チラシなんて誰も見ないのかなぁ・・・あれから僕たちは何かを信じてこれたかなぁ・・・チラシデザイナーとしては隔世の感があります。龍角散の缶もあります。・・・というか、ただただ、僕のメニュー製作の料金設定が高いのかしらん? それとも手書きのメニュー製作にニーズがないの??? あのー、ご予算内でもお作りしますので、もしご興味がありましたらご相談ください!

 でもって、本題です・・・え、まだ本題じゃなかったの? ・・・そうなんです、まだ本題じゃないのです・・・前フリ、長すぎるんじゃないの??? ・・・スイマセン、今後は気をつけます・・・。

 で、えーとですね・・・作ったチラシの中面にメニューのサンプルを入れたのでございます。で、「このサンプルメニューをイメージ写真風に撮影したらいい感じになるのではないかいな? あんたこの頃嫁入りしたではないかいな?」と思いついたおてもやん。ピーチクパーチクひばりの子。ということでございまして、今回のスタジオバンバン西田カメラマン先生のレッスンは「メニューのイメージ撮影」でございますー!

 てなわけでスタジオバンバンさんに行きまして、僕が描いた汚いラフを西田先生にお見せしましたら曰く「2階から撮りましょう!」と思いもよらないことをおっしゃる!!


汚くってもラフは大事です! これを見ただけで「2階から撮ろう!」って発想がすごいですよね・・・


 つまりですね、スタジオの1階のテーブルにメニューと料理をセッティングして2階から撮るという離れ技。本当に距離が離れている離れ技。「すげぇ! さすがプロのカメラマン! 考え方が違う!!」と感心しきり。そんな大変な撮影になるとは思っておらなんだ・・・。

 そうと決まればってーんで、どんどん照明を決めちゃって、あっという間にセッティング完了。「照明のセッティング、早いっすねー!」と驚いている僕の感想に、西田先生曰く「僕、照明、うまいんです!」って答えには笑いました。ははは。まぁ、そりゃあ、プロですからね。早い!うまい! 文句なしのライティング! いよっ、照明日本一!!

 で、さらに「カメラのISO100でf18でシャッタースピードは160半でズームはしないで18mmでワイドに撮りましょう!」との、ご指示・・・。「すごいなプロって」とまた思っちゃいました。ライティング決めたら、そこまでわかっちゃうのですね・・・。ちなみに「ズームはしないで18mmでワイド」というのは画角の指示のことで・・・今年は画角も勉強しないとなぁ・・・知識のない僕は、理解するのが追いつかず、言われるがままにカメラを設定して・・・。

 「ビール瓶を置くのなら脚立の上から撮った方がおもしろいかも!」と並んだ料理を見て、西田先生がおっしゃって。というわけで、撮影方法の変更。2階から撮るのはやめて、脚立に登って2mぐらい上からの撮影となりました。

 撮影は僕がしたのですが、この脚立に登っての撮影がめちゃくちゃ怖い! 「もう少しかぶり気味に真上から撮って!」との指示が出るのですが、前につんのめって落ちそうになるんです!! 「カメラマンって危ない仕事ですね・・・」と僕が弱音を吐けば、西田先生、答えて曰く「つんのめって落ちてケガした人もいます!」とのこと・・・うんうん、この撮影は、落ちると思います・・・ビルの窓拭きみたいに安全ベルトで固定しないと危ない・・・それか、カメラマンになりたいなら体幹を鍛えないとダメかも・・・。

 というわけで、なんやかんやとありまして、セッティングから撮影まで、正味小一時間で、ホント、あっという間に撮った写真がこちら!

おみごと!

 おみごとですよね! 本当に居酒屋さんで撮影したみたい! あれですね、やっぱり、撮影ってライティングなんですよね! 今回、確信しました。もう太文字で書いちゃいます。撮影で一番大事なのはライティングであーる! それから、僕の撮りたい写真を撮ってくれている! ・・・って、撮ったの僕ですが・・・あの汚いラフから、ここまで察してシーンをセッティングしていただけるプロカメラマン能力がすばらしい!  あっぱれ!! いやいやおみそれして、ファミレソまでしちゃまいした・・・ということで、できました紙面はこちら!!

写真の方が迫力が出ますよね!
表紙もキャッチーなコピーに修正しました!


 ということでございまして、わたくし手描きのイラストと手描きの文字でメニューを作っております! ・・・簡単な料理の撮影も、もう僕でもできるのかな??? ・・・てなわけで、もしデザインのご依頼がありましたら、ご連絡くださいませー。

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