そのうち忘れる底無し
わたしの信仰の第一は自然科学である。
しかし世の中生きていれば自然科学の理で解決しないこと納得できないこともある。
そんな時のためにわたしは第二にある宗教を信仰している。
といっても迷ったときや目の前の現実を納得しなくない時に指標にする程度の信仰で、酒と音楽と女の裸を売り物にしているいまの生活はとても敬虔な信者の姿ではない。
大人になったから、ある程度の自分の感情は自分で片づけようと心がけるようになった。
惚れた相手が好いてくれない。金も仕事もままなぬ日々。にわかの欲に振り