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物乞いにお金をねだられた時の話。

先日プノンペンで友人と晩御飯を食べている時の出来事でした。

急に後ろから肩もみをされたのです。

後ろを振り返ると10歳くらいの男の子(物乞い)がいました。

※物乞いとは、他人に物やお金を恵んでくれるように頼むこと。

彼は僕の肩を揉みながら、僕に「お金をください」と小さな声で呟きました。

彼の身なり服装が綺麗だったのでお金に困っていないだろうと判断し、お金はあげませんでした。

彼が諦めてその場を立ち去る時

彼の頭には大きな10円ハゲがあることに気づきました。

若くして大きなストレス・悩みを抱えていたということがわかります。

どうして「身なり服装が綺麗」=「お金に困っていない」と判断したのだろうか。

今になって後悔しています。

彼が裕福なのか、そうでないのかはわかりませんが、困っている時はお互い様。

私自身も多くのカンボジア人に何度も何度も助けてもらってきました。

人は支えて、支えられて生きていく生き物。

私は今まで多くの物乞いに遭遇してきましたが、1度もお金を渡したことがありません。

しかし、今後は物乞いに遭遇した際にお金を渡すことに決めました。

なぜなら、自分にできることは「目の前の人を笑顔にすることしかないんだ」と気づいたからです。

世界にいる人々が目の前の人を笑顔にすることを考え、行動していけば自然と世界は良い方向に向かっていくのではないでしょうか

自己紹介

1997年生まれ。大阪府出身の22歳。立命館大学4年次休学中。
2017年8月カンボジア農村部の小学校を訪問し、学校に行けない子供達がいて大きな衝撃を受ける。
2018年1月クラウドファンディングで42万5000円の資金調達をし、日本語ボランティアスクールを建設。約30人の子どもに日本語教育の機会を提供。
しかし思わぬトラブルが続き、運営できていない現状が続いております。
カンボジア人によるカンボジアの支援のあり方を学ぶべく、2019年6月から半年間「NGO CBB」にてインターンしています。
Twitter:https://mobile.twitter.com/imanishi
Instagram: https://www.instagram.com/yuhimanishi/
E-mail: imanishi0521@gmail.com
NGO CBB: https://cbb-cambodia.org

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