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ストロボライティングで撮る花009(六甲高山植物園)
六甲山にある植物園は、標高が高いせいで高山植物などを見ることができる。有名なのは青いケシの花など。また、北緯の高い場所に生息するエゾゼミがおり、ジージー鳴いているのが聞こえてくる。
●カノコユリ
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その特徴的な鹿の子の柄がかわいらしい。下に向かって咲くので、カメラのアングルだけでなく照明も低くしなければならない。
●サワギキョウ
![](https://assets.st-note.com/img/1695914596857-ilDz5QfQgA.jpg?width=800)
比較的背の高い植物をストロボライティングで撮るには、ストロボの出力を最大限にしても足りない時がある。そういう意味では、このサワギキョウは撮るのを一瞬躊躇する。
●シラヒゲソウ
![](https://assets.st-note.com/img/1695914608898-Spe4iyFLXJ.jpg?width=800)
白い花の造形を克明に描写するのはなかなか難しく、かなり斜めからかすめるように光を当てる必要がある。このシラヒゲソウのヒゲはかなり細かいので苦労するものの、苦労に値する造形の植物である。
●アサマフウロ
![](https://assets.st-note.com/img/1695914614652-McUKR6hfHS.jpg?width=800)
ちょうどアブが飛んできた瞬間にシャッターを切った。ストロボライティングなら、高速運動する昆虫の羽根も克明に描写することが可能。
●ツリフネソウ
![](https://assets.st-note.com/img/1695914624282-kemZaaTFkA.jpg?width=800)
ツリフネソウは、実際には小さな花でありながら奥行きのある構造をしているので、ピントにはかなり気を遣う。目一杯絞ったとしても、ピントが合っているのはやはり1点なので、花の口の部分にピントを合わせている。
●ホトトギス
![](https://assets.st-note.com/img/1695914638262-zVmS2O6Fff.jpg?width=800)
ホトトギスは、模様だけでなく花の構造も面白い。ただしこれも小さな花であるから、葉の存在感も欲しいと思ってライティングを調整している。
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