050藤野Rio

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【素材・造形1】真空成形

○真空成形(Vacuum Forming)とは 真空成形とは、熱して軟らかくしたシート状の薄い樹脂を原型に押し当て、シートと原型の間の空気を抜いて真空状態にすることで密着させて形作る加工方法のことです。 身近な例 真空成形はプラスチック製品の加工に多く使用されています。 ・卵のパック ・コンビニ弁当のプレート ・自動車のフロントバンパー、ヘッドライト ・自動販売機のドリンクサンプル など 真空成形のメリットとデメリット 〈メリット〉 ・何個も同じ形で作ることができ

    • 【素材・造形1】スチレンボードの加工

      前回学んだスタイロフォームから一転し、第4回目の授業となる今回レクチャーを受けたのはスチレンボード。正六面体を制作しました。 ▼ 今回制作した正六面体の展開図です 100×100の上面・下面2枚と、100×400を1枚を切り出します。 カッターの刃を真上から垂直に入れないとこのように斜めになってしまいます。 次に100×400の縦の部分は45度でカット、横の部分は1枚残しをしていきます。 ○45度カット スチレンボードは3層構造になっているので3回に分けると切りや

      • 【素材・造形1】スタイロフォームの加工🟦その2

        第3回目の授業は前回に引き続きスタイロフォームと加工方法について学びました。今回学んだ内容を振り返っていきます。今回は前回学んだスタイロフォームの加工方法を応用して飛翔体を作る練習をしました。 【スタイロフォーム加工の流れ】 ①まず初めにスタイロフォームをスチロールカッターで切断し、90mm×45mm×90mmの直方体を2つ作成します。 ②作成した2つの直方体を接着します。接着する際は接着剤を均一に伸ばし、少し時間を置いてから接着します。今回は時間を置き過ぎて乾燥してし

        • 【素材・造形1】スタイロフォームの加工🟦

          第2回目の授業はスタイロフォームと加工方法について学びました。素材・造形1の授業では飛翔体とカタパルトを制作します。今期の授業ではまず試作・検証する際に使う基本的な素材である「スタイロフォーム」,「プラスチック」,「スチレンボード・段ボール」の加工方法を学んでいきます。今回レクチャーを受けたのはスタイロフォーム。学んだ内容を振り返っていきます。 1.スタイロフォームとは スタイロフォームとは、剛性樹脂素材である発泡プラスチックの一種で、原料は ポリエチレン。 主に住宅の断

        【素材・造形1】真空成形

          初心者必見!              絶対に知っておくべきノギスの基本事項!!

          ①ノギスとは ノギスって日常生活ではあまり耳にしない言葉ですよね… ご存じない方も沢山いらっしゃると思います。 ではノギスとは何か? 一言でいうと… “測定器” です!!! ノギスはモノの 外側、内側、深さ、そして段差まで 測る事ができます。 測ることでお馴染み、私たちの生活に身近な定規との圧倒的な違いは“精度の高さ” 一般的な定規の最小読取値は1mmか、良くて0.5mm。 対してノギスの最小読取値は0.05mm。0.02mmの物も存在します! そのためノギ

          初心者必見!              絶対に知っておくべきノギスの基本事項!!