【素材・造形1】スチレンボードの加工
前回学んだスタイロフォームから一転し、第4回目の授業となる今回レクチャーを受けたのはスチレンボード。正六面体を制作しました。
▼ 今回制作した正六面体の展開図です
100×100の上面・下面2枚と、100×400を1枚を切り出します。
カッターの刃を真上から垂直に入れないとこのように斜めになってしまいます。
次に100×400の縦の部分は45度でカット、横の部分は1枚残しをしていきます。
○45度カット
スチレンボードは3層構造になっているので3回に分けると切りやすくなります。
①5mm分を測り、1層目の紙を切って剥がします。
②斜めに削ります。後に紙やすりで整えることを考えて余裕を持って削ります。
③紙やすりで慎重に整えます。
2枚を合わせた時にちょうど90度になるよう微調整します
微調整中。この状態では90度よりも開いているためもう少し削る必要があります
その他も同様に加工します。
○1枚残し
先ほどの45度カットと同様に3層構造を意識して切っていきます。
①5mm分を測り、1層目の紙を切って剥がします。
②2層目を上から切ります。
その後、横から3層目の紙より少し上の位置から切ります。
③2層目の残った部分を紙やすりで削って整えます。
最後に箱型になるよう組み立て、スチロールボンドで接着します。
その後、上面と下面を接着して完成です。
完成した正六面体は隙間が目立つ仕上がりになってしまいました。ミリ単位の精度で仕上げなければならないことを実感しました。
家でもスチレンボードを使った作品を制作して練習し、精度を高めていきたいと思います。
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