初心者必見! 絶対に知っておくべきノギスの基本事項!!
①ノギスとは
ノギスって日常生活ではあまり耳にしない言葉ですよね…
ご存じない方も沢山いらっしゃると思います。
ではノギスとは何か?
一言でいうと…
“測定器” です!!!
ノギスはモノの 外側、内側、深さ、そして段差まで 測る事ができます。
測ることでお馴染み、私たちの生活に身近な定規との圧倒的な違いは“精度の高さ”
一般的な定規の最小読取値は1mmか、良くて0.5mm。
対してノギスの最小読取値は0.05mm。0.02mmの物も存在します!
そのためノギスは建設現場をはじめとしたものづくりの場で多く使用されています。
②ノギスの各部位名称
ノギスの各部位の名称については以下のとおりです。
③ノギスの使い方
ノギスはさまざまな用途に応じて測定する事ができます
今回は最も簡単な、外径測定の目盛の読み方を説明していきます!
この黒い箱の外径(外側)を測定したい!という場合。
まず初めに指かけに親指をあてながら副尺を右方向にスライドさせます。
それに伴い外側用ジョウが開いていくので、外側用ジョウの内側を対象物に対して垂直にあてます。
この場合本尺目盛を読み取ると、8〜9mmの間であることが確定します。
つまり整数部分が8であるということです。
更に小さな値を読み取るため、次は副尺目盛を見ます。本尺目盛と副尺目盛がちょうど重なっている部分(上図赤丸部分)を探し出し、値を読み取ります。
ちょうど重なっている部分は0.95でした。
よって8mm + 0.95mm で 8.95mmとなり、この黒い箱の外径が8.95mmであることが分かりました。
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