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【素材・造形1】スタイロフォームの加工🟦

第2回目の授業はスタイロフォームと加工方法について学びました。素材・造形1の授業では飛翔体とカタパルトを制作します。今期の授業ではまず試作・検証する際に使う基本的な素材である「スタイロフォーム」,「プラスチック」,「スチレンボード・段ボール」の加工方法を学んでいきます。今回レクチャーを受けたのはスタイロフォーム。学んだ内容を振り返っていきます。


1.スタイロフォームとは

スタイロフォームとは、剛性樹脂素材である発泡プラスチックの一種で、原料は
ポリエチレン。
主に住宅の断熱材として建材に使われています

2.特徴

○良い点

・軽量
・切削加工しやすい
・耐水性に優れている
・耐熱性に優れている
・酸やアルカリに対しては安定


○悪い点

・荷重や衝撃に弱い
・溶剤で溶融する
・紫外線での劣化
・耐熱温度が低い

3.加工方法

・切る
・削る
・磨く
・接着する
・溶かす

4.加工の記録


支給された直方体

①初めに直方体をスチロールカッターで切断します。最終的には80mm×80mm×80mmの立方体にしますが、やすりで削る分を計算して83mmずつの長さに切断します。

②次に上下に曲面ができるようスチロールカッターで再度切断します。この時も
後にやすりで削る分を考えてギリギリではなく少し余るくらいに切断します。

③最後に長さを測りながら慎重にやすりを掛けていきます。この時に重要なのは番号の大きいやすり、すなわち面が粗いやすりから細かいやすりの順で掛けていくことです。凹凸のある表面を徐々に滑らかにしていくことが大切です。

完成した立体

今回は段階ごとに写真を撮っていなかったため、今後は後から自分が見たときに振り返りやすいよう写真を撮る頻度を増やして同時にメモも取りながら進めていきたいと思います。

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