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社会人8年目、ヤンキーに憧れた日々。

いやあ、深夜っていいなあ。なんでもできる気がする。
「徒然なるままに」とか言っちゃってもさあ、
実は深夜テンションで書きなぐってるかもしれないよね。
しらんけど。

夜中ですよ、夜中。丑三つ時ですよ。
仕事から学んだことでも書こうかと思ったけど
そんな気分じゃないなぁ。

というわけで、昔を思い出して書く。
いやね、うちの実家は昭和の風情漂うような
まぁ厳しめの家だったんです。
「門限は17時」、これは「17時に遊び終わる」のではなく
「17時に家に着いていること」とかね、
んな無茶な。って。
遊ぶ場所によっては16時半には切り上げないといけないわけ。
遊びたい盛りにそんな殺生な。

ただ父も昭和の雷親父なもんで、
ほら、いうでしょ、「地震、雷、火事、親父」って。
自然災害の発生率を考えると、日々出会う親父、厄介じゃね?

てことで従順に守ってたんです、家の「きまり」を。
大人になって振り返るとまあ、そんな非常識ってわけでもないけど
友達と比較するとさ、不便なもんなんですよ、いろいろとさ。
あるでしょ、こどもにも。「つきあい」ってもんがさ。

まあそんな家に育ったもんで、
昔憧れてたんですよ、「ヤンキー」に。
親に反抗してさ、夜も自由に出歩けてさ、
やりたいこと好き勝手にできてさ、
「ああぁ、いいなあぁ。」って。
今寝てるふとんを飛び出してさ、
玄関の鍵開けてさ、
コンビニの前でたむろできたら、
どんなに楽しいだろう、って。

んなアホな。

でも半ば本気で。
学生やってた頃も、社会人やってる今も、
思い返せば「身を守るため」でも
意味の分からない窮屈なきまり、って、あるじゃん?

社会人の髪色は8トーン以下、なんて
だれが決めたんだ、っつーの。
いいじゃん、何色でもさ。似合ってればさ。

って、心ん中では思うんだけど、
結局いうんだろうなあ、また次も。
「暗めで。」って。

つまんねー大人になっちまったもんだぜ。

#創作大賞2023

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