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「僕の育児方針」

僕には5歳になる娘がいるのだが、育児に関して難しさを痛感している日々だ。

うちの方針としては、「自由奔放にやりたいことをやってもらい、自分で考える力をみにつけて主体的に人間になってもらう」だ。

だから、塾だとか習い事に関しては娘が本当にやりたいこと以外は基本的にはやらせないつもりでいる。


これには、僕自身の過去が影響している。

僕は自分で言うのもなんなんだけど、ある程度裕福な家庭で育ったと思っている。

週6で習い事をさせてもらい、いろんなことを学ばさせてもらう環境を親は整えてくれた。

めちゃくちゃ感謝しているし、今になって親の気持ちが良く分かる。

僕の小学校の時の曜日別のスケジュールはこんな感じだ。


学校から帰る

月:水泳

火:公文式

水:習字教室

木:公文式

金:英会話

土:なし

日:野球


こういう感じだ。

この時の自分の気持ちはこうだった「兄がやっているから一緒にやっているだけ」

実際やりたくてやっているわけではなく、親がやりなさいというもんだから通っていただけに過ぎないのだ。

大人になったときの僕はハイペック人間になっているかというと全くそんなことない。

英会話は3歳から15歳までやってたが、まったくしゃべれないし、水泳も4年間くらいやっていたが、得意なわけではない。普通に泳げるレベルくらいで秒数とか争うレベルではない。

頭も悪いほうだ。公文式で先生が僕の親にこんなことを言っていたことを覚えている。

「わからないことを辞書で調べるのだけど、辞書から調べてしか問題を解かない。」

自分で考えて問題を解こうと当時の僕は思っていなくて、漢字辞書を見て問題を解いていたんだけど、やる気がないことを先生は」見抜いていたのだ。


それはそうですよ。


僕本人としては、やりたくてやっていたわけではない。むしろ学校から帰ってきたら友達と遊びたいのだから。ゲームだってやりたい。


こういう気持ちでやっていたら、親がどんなに良い環境を整えてくれたとしても台無しだ。

今になって、「ちゃんとやっておけば良かった。。」と後悔している。大人になってからも勉強することは必須だし、頭が悪い分人の倍は勉強しないといけないのだからね。

とくに英語は後悔しかない。英語が今話せたら、きっと海外で仕事していたに違いない。

がしかし、今の現実は英会話レベルの英語を勉強する始末だ。なんて野郎なんだ、僕は。



という自分の経験があるもんだから、娘には同じことを繰り返さぬように「やりたいことを本気でやらせる」ようにしている。

やらせてみないと好き、嫌いが分からないとかあるし、才能を発見することもできないかもしれない。

本当にその通りで、娘は今そろばん教室しか通っていないのだけど、正直行きたくようだ。

勉強はつまらないものだと思ってきている。ましてや、娘が「これを本当にやりたい!頑張りたい!」と言ってこなかったら、どうする??僕以上にやばくないか??


そう考えることもあるけど。今はとにかく待つことにした!


一つだけでいいから本気でやりたいことを見つけてもらえれば、どうにかなると思っている。


僕にとってはそれが「バスケットボール」だった。

運動神経は良かった僕はスポーツはなんでもできた。短距離、長距離走は学年一位でモテまくった!そこで僕のモテ期は終了している。小学生のときが僕の栄光時代だ。


中学校に入ってバスケ部入り、バスケットボールをはじめた。

身長も当時の僕はまわりと比べて高かった為(中学1年生で173センチだったとおもう)、初心者だけども、即試合にださせてくれた。チームは市内で最弱チームだったから出る選手がいなくて僕が出ていたというのもあるが。


その時はとにかくバスケが大好きで部活以外に毎日バスケをしていた。

とにかく誰にも負けたくなかったし、チームを勝たせる責任がその時の僕にはあった。

そんなこんなで中学三年間はとにかくバスケが大好きでキャプテンまで努めた僕だった。

その後、全国大会にでている強豪校へ高校進学したわけです。

高校に入ってから、楽しい日々から一遍、毎日地獄の練習と上下関係の厳しさを学んだ。

理不尽に毎日怒られて、頑張っても試合にでれない日々が続き、腐った時期もあった。


でもあの時の厳しい経験があるから、社会がどんなに厳しくても「死ぬわけではないから大丈夫!高校のときの方が軍隊みたい生活をしていたから今の問題なんてへっちゃらだ!」と思える精神力がついた。


一つの事を真剣に取り組めることが出来れば道は拓けると思う。

むしろ、大好きなことを真剣に取り組める環境が出来る方が幸せなことなんじゃないかと思っている。


娘には、こういう環境を提供したい。だから待つ。


勉強が嫌いにならないように、一緒に読書や勉強を娘とやる。

親の背中を見て育つのだから、自分がやらないのは説得力もなにもない。

ただ上から言うだけの親になりたくないし、娘も自分の子供が出来た時にそうなってもらいたい。行動する素敵なレディになっていてもらいたいな。


今後も育児に悩みながら、娘の成長を楽しみにしていきます。

子供の成長ははやい!僕も娘に負けないように成長したい。

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