なぜ技術が上手いのに売れないのか?
長い美容室経営の中でいつも思うのは技術が上手いのに何故お客様が付かないのか?というスタイリストがかなりの数いるということ。
これはサロンの経営者にとっては本当に長い長い迷路のような悩みの一つです。サロンからすると技術を教えてデビューさせる。しかし??
そこで、技術には自信があるのに自分はなんでお客様がつかないんだろう?と思っている方いませんか?以下に挙げるいくつかを見直すことで少し打開策が見つかるかもしれませんね。
● 技術が上手だと自分で思っている。だけどあまり売れない。同時に売れている先輩や後輩を見て「自分の方が上手なのに」と思っている。
● 後輩に「あの技術凄いですね!」と言われて嬉しくなり、いつしかお客様が喜ぶ技術提供ではなく、後ろで仕事を見ているスタッフにかっこいいとか凄い技術をしている!と思わせたくて仕事をしている。
●売れない事で売れるための講習会にヒントを見つける為にやたら行くようになる。
●とにかく売れないのは技術のせいだと思い過ぎてさらに技術を磨こうとする
これらの共通点はダメな点が「技術」に特化している事。
一番大切なのはお客様にはそこまで技術がすごいとかはわかりません。
どちらかというと
「やりやすかった」
「伸びても良い感じだった」
くらいの事を皆様は求めています。
スタッフがすごいと思う技術提供はわがままな仕事になってしまいがち。
それこそお客様と向き合っている時は 1対1で相手が喜ぶ仕事に徹する事。
上手いではなく(扱いやすい)を目指すこと。
結局大切なのは
高くても売れないブランド品になるよりも
安くてもすごく売れている商品になることを目指しましょう。
人が手にしてやっと意味がある。
ということで切らないと上手くても意味がないですね。自分の事を受け入れてもらえるように。
次はさらに売れてる人の接客を真似ればうまくいく?について書こうと思います。
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