封印

成礼心館の田之上です。

私が剣道を始めたきっかけについて書こうと思います。

私は幼児期から外で遊ぶのが大好きなこどもでした。まわりは田んぼや畑で囲まれた
小さな住宅地で育ち、近所の男の子女の子構わず遊んでいました。

特に男の子と遊ぶときは、はやっていた戦隊ものになりきって「へんしん！」と
ヒーローになって、遊んだものです。(笑)

小学に上がるとアニメ「赤胴鈴之助」がはやりだし人気のアニメを喜んで見ては近所の男の子と棒をもって振り回していました。

小学生高学年になると、森田健作主演の
「俺は男だ！」青春もののドラマにはまり
剣道で自分を鍛える姿に憧れを持ちはじめました。

不思議なことに、森田健作ファンというよりは剣道に、どっぷりと憧れを持った変わった小学生でした。(笑)

剣道が習いたくて習いたくて、母にお願いしましたが、隣町の道場は遠く通わせてもらえませんでした。

中学に上がったら部活は剣道だ！と心に決め、入学すると迷わず剣道部へ入部し
先輩達から教えてもらいました。

私の剣道の導入は入れ代わり色んな先輩達から教えて頂いた、部活剣道から始まったのです。

防具を付けると直ぐに試合にかり出されました。やる気満々のはずが、やってみると
そんなに簡単なものではない、試合とは大変なことだと思い始めました。

学校の部活は大会に向けて稽古するもの
選手を選びレギュラーメンバーをつくり
優勝に向けて部内試合をやったり、競争が激しい一面でメンタルをやられ

そこで思うように伸びなかった私はスランプに陥ってしまいました。
そして、部活をサボるようになりとうとう辞めてしまいました。

これが後々後悔することに
そして、この後悔が私の人生で一番いい経験となり、この後色んな困難にあった時この事を思い出し踏みとどまる事を覚えたのです。

剣道は辞めてしまったけど
心の奥底では大好きでした。
又いつかやりたい
絶対やりたい
その時までお預けと思いながら
私の気持ちのなかで封印したのでした。

つづく…

過去のブログ
↓　↓　↓
https://au1120.boo-log.com/