TOKYO VIDEO GAMERSとその後

昼の女王と夜の女王は相容れず成り立たない。

僕自身、それを身をもって痛感していた。当時通っていたときの名前はレオという名前。知らずに根掘り葉掘り聞く人というのは大抵悪気がないと思っている。だから余計にムカつく。
「世間知らずのお子ちゃまがなんて多い国なんだ。」そう思わざるおえない。

2017年ごろから2022年まで通っていたから、かれこれ5年はたっているのだろうか。そのうちの2年は留置と拘置所、刑務所に更生保護施設で過ごしたから知らない。つまり、その間の記憶や色々が抜けている。

BRINGという古着屋のマイさん。バイヤーをしていた時に指にリバテープ(バンドエイド)を貼ってもらえて嬉しかった。

どことなく、誰とも相知れないのは薄々感じていて、だから常に距離を取ってはいた。誰もカモがこの都会では嘘をつかねばならず薄気味悪い世界だ。

我ながらよく傷害事件をまだ起こさずに済んでいることに感動している。褒めてやりたい。

人を好きになるきっかけなんていうのは簡単だが、嫌いになったきっかけとかはあまり覚えていない。ただ俺は無能で世間知らずで何も考えていないバカが大嫌いなだけ。だからサラリーマンを辞めた。

半グレみたいな生活を送る中でも、自分を支えてくれたのは外の世界にいたときの輝かしい思い出だったし、黒に染まりきれない自分もすごく感じていた。俺らは大体みんなそう。

地元が同じだった奴らは大体何かしら欠けていたやつばかりだった。上京してから連絡を取っていないのが大半だが、俺が大事にしていたのは応援してくれていた先輩とか友達。それも今はもう連絡先すら知らないけど。

だけどまあ、それぞれがそれぞれのいい人生を送っていればいいんじゃないかと思う。

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