【小説】異世界に飛ばされたら弱いまま不老不死にさせられて人生詰んだ件 Episode.24 別れ
屋敷に帰るまでの道中、俺はルドルフさんに昨日までの出来事を一から説明した。
「それでベッドごと町まで運ばされそうになって困りましたよ」
「ほっほっ、それは災難じゃったのう」
初めから順を追って説明すると長くなるのだが、ルドルフさんは嫌な顔など一切せずに話を聞いてくれた。
「あのデカいのと戦う事になったのは予想外だったけど、あんたももう少し鍛えた方がいいかもね」
「分かってるよ、鍛えても無駄な気がするけど」
同じ様に話を聞いていたフィオが彼女なりのアドバイスをして