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【中長距離選手のジョグの重要性】速いペースでジョグをする必要はない

はじめに

最近「ジョグが大切だ」っていう投稿をよく見かけるので、自分も自分なりの解釈を書こうと思います。これに関しては自分も同意見です。ポイント練よりもジョグの方が大事だと言っても過言ではないと思います。
以下、距離を走ることが大事だと書いてますが、距離も大事ですが長い時間走ることも大事だと考えています。なんなら、距離よりも、ペースを遅くしてでも時間を長く取る方がいいと感じているところもあります。

ジョグの目的①:フォームの意識


これは他の人の投稿でも見たので、ある程度似ている話題だと思います。私のジョグの目的は、動作の確認です。どこの筋肉で体を動かしているか、フォームは理想に近いだろうか、というところです。具体的には、足はハムストの筋肉を使う、腕は肩甲骨を意識して引くことができているか、接地はフラットくらいでかつ体より離れすぎたところに着いていないか、などです。やや速いペース(4'30くらい)になると案外接地など楽にできるのですが、ゆっくりのペース(5'00〜6'00)でフォームを正確にやるというのが大事です。ゆっくりのペースでできないことが、いざレースペースになってできるわけないというのが私の考えです。遅いペースの方が意外と難しいです。私は普段のジョグは速くしないのを意識しています。若干速くはなりますが、5分前後を意識しています。理由は上のも含めて色々ありますが、単純に疲れて慢性疲労になり、ポイント練に支障をきたす可能性があるというのも一つです。ちなみにジョグはこんな感じです。


Avg5'00/kmを意識しながらも、それを切るくらいで走っています。
それに追加して、最近は脈拍jogという、心拍数を150程度をキープして走るjogをしています。これをやると閾値ベースが上がっていき、長距離の能力も伸びそうだなと思い取り入れています。取り入れたきっかけは、テレビで見た青山学院がやっていたからです。彼らは脈拍150で3'20くらいで走るそうで、キロ4は軽いjogだそうです。そりゃあんだけハーフ走れるなと思いました。



ここで大事なのは

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