子育て。お熱で保育園を休む1歳児とフルリモートワークを乗り切ったときの様子を振り返る。
明日からまた仕事かあ。
そんなタイミングでよく小さい子は熱を出します。
コロナでフルリモートになって風邪のお休みくらいなら看病しながらうちでみられることが増えました。(仕事の内容、時期にもよるかもしれませんが)
そんなときにやっていることを紹介します。
お仕事前夜
子どもが体調を崩して兄弟や夫に移っても自分だけは倒れられない。
そんなプレッシャーで一気に非常事態モードに入ります。
その反動で(?)家族みんなが元気なときの私はポンコツ極まりないです。
こんな感じに動きます。
1週間のスケジュールをチェック。
月曜日の予定を見て小児科をオンライン予約。
仕事の予定でずらすものを確認、調整。
通院、お昼時、おやつの時間をブロック。
兄弟の登園を夫ができないときは病気の子の留守を任せるシッターさんを予約。
仕事がパンパンに予定が詰まっていたら詰みます。育休復帰後、余裕のある状態にして頂いたことには感謝しかありません。今後どうなるか恐怖。
初日の朝
保育園にお休みを連絡。
リモートワークしながら看病の始まりです。
仕切らないといけない会議があればその前に食事やおやつが済んでいるように予定を立てます。
看病しながらの仕事風景はカオス
状態が悪くなければ検温や水分補給、鼻水があれば吸引をこまめにやりつつ、一緒に遊んだり見守る程度で仕事を進めます。
薬は朝夜のみがほとんどですが、診断がついたうえで、機械的に座薬を入れ続けるようなときはちょうどお昼の後とかおやつの前とかに調整できると、流れにに沿ってできてスムーズではあります。
熱があって辛そうなときはぐずるので基本は抱っこ、うまくいけば布団に寝かせます。寝ている間も起きたら泣くのであやせるよう視界に入るようにします。
電話や会議は、夫が在宅勤務で手が空けばお願いするか、夫が不在ならおんぶや抱っこをしながら対応します。近しい人は泣き声を聞くと一緒に変顔や声であやしてくれたりして、もう、ありがたくて泣けてきます。私も恩送りします。
聞いているだけの会議は会社スマホにAirPodsであやしながら聞くこともあります。子どもが起きてて動き回るなら音を出して流しっぱなしにすることも。発言するときだけミュートを素早く解除。忍者のような動きです。
スマホは欠かせないツールで、メールやチャットならスマホ片手で済ませることもあります。
こういうことができる職場で救われました。
おむつ替えや動く子どもを追いかけて机の前に居続けられないのでパソコンの音は出しておき、メールやチャットが来たら離れた場所からでもわかるようにしておきます。
子どもの食事は時間通りに、レトルトを使って済ませます。自分の食事は、前夜の残り物や災害用ローリングストックからレトルトを取り崩してパパッと済ませます。おやつは、散らかりにくく片付けが楽チンなプリンやクッキーが多いです。
こうして振り返ると綱渡り以外の何者でもありませんね。終わるとクタクタです。
同時通訳は集中力を使うから10分交代と聞いたことがあります。看病しながらの仕事も集中力使い過ぎて本来は一人で一日中やるようなものじゃないな、と思います…。でも一度熱を出すと、翌日も休み、なんだかんだで3-4日は休むことが多い気がします。
仕事の終わり
翌日でもできるものは全て後回しにして終了。
残念ながらあまり先々まで考えた攻めた仕事はできなくて、きたボールを打ち返すのがやっとです。
断続的な仕事時間になるため資料を丹念に作るなどは、もし必要があれば子どもたちが寝てからや早朝やることになります。
なるべく病気のときくらいは寄り添ってあげたいけど軽症なら休みが続くのも仕事が続かない。仕事を続ける以上、フルスロットルでは難しく、看病しながらの仕事は本当に最低限のことしかできない(私の場合です。そうでない人もいるかもしれない)。
仕事って、長いこと、一等賞とか特別賞を目指すものだと思っていたけど近頃は参加賞を目指そう!が合言葉です。もし皺寄せいった人がいたら申し訳ない…どうかそんな人達のがんばりが見過ごされることがありませんように。
在宅勤務で看病ができるのはどんなとき?
症状や仕事の状態により一概に言えませんが、逆説的に言えば、仕事の傍らにいられても面倒がみられる症状のときな気がします。一般的な園児がかかる病気です。
胃腸炎は専用の食事を作る必要があったり万が一嘔吐したら他のことは一切できなくなるので、以前仕事が立て込んでいたときは病後児保育を頼りました。
反対に、仕事を休んでも構わないと思う時、病状が心配なとき、子ども2人共や夫も一緒に病気になってしまったときは、休みを取って対応しました。また、利用条件を満たすときは病後児保育も使うときもあります。
出勤のときはシッターさんもお願いすることがありました。在宅中の居宅保育は子どもも親がいることを分かって泣いて探します。泣き声を聞くのが辛くて、在宅勤務中は自分で看病するようになりました。
おまけ。
急ぎの用もなく、ひとまずのやることが終わっている。
更に子どもも完全回復でごきげん!
こんな状況なら明日は登園できるし、ひとり看病しながらの仕事に対するお疲れ様会をします。
繰り返しですが、会といってもひとりです。
Uber Eatsで気になる、またはお気に入りのコーヒー屋さんのコーヒーと甘いものをオーダー。この行為を存分に味わうため、昼は冷蔵庫の残り物などにし罪悪感を相殺します。
そしてアレクサにいい感じの音楽をかけてもらいます。
コーヒーとスウィーツが届いたらしばし休憩。
(電話やチャットが来たら対応)
音楽を歌ったりノリノリで子供を抱えて踊ったり。
ものすごい解放感に病みつきになります。
最後にメールと明日以降の予定をチェックしておしまいです。
仕事が立て込んでいると焦ったり職場の人に対して心苦しかったり、子どもの病気を真っ先にできない自分に落ち込んだり、いろいろあります。
しかしながら。仕事も看病も自分の健康があってこそ。子どもの風邪は自分もついでに一息つくくらいに構えていられるといいですね。
(なかなか難しいですけど)。
同じ苦労を抱えるみなさん…
一緒に頑張りましょう…
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