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お仕事の薬箱。自分を上から目線でコントロールしようとする人がつらい、の対処法。

noteに向かう時、なんとなく月曜日は仕事に役立ちそうなことを書きたい気分になる。

読んでくださる方はいつ読んでいるか分からないけど…

いつかどこかで私のnoteが誰かのお役に立つならこんな嬉しいことはない。それに、こうして書いていると自分にいいことがたくさんある。

今日は、仕事でありがちな悩みについて書きたい。お題は「上から目線でコントロールしようとしてくる人」。

上から目線でコントロールされそうなときとは


自分の進みたい方向をなんか邪魔されている気がする。
マウントを取られている気がする。
人前で評判を落とされている気がする。
足を引っ張られている気がする。
知識や経験の不足を不必要に指摘されている気がする。
チームから外すなど脅されている。
嫌味を言われる。

そんなふうに感じるとき。その相手に、上から目線でコントロールされているように感じるのではないだろうか。まるで相手の意のままに動くことを強要させられるような。

このような状況は、目上の人から命令や指示を受けるのとは違って、「やりづらさ」を感じさせる。

そんな時の、私なりの対処法がある。

この記事が生まれるきっかけ

種明かしをしてしまうと、私には、経験がある。特定の人が意図をもって、私をコントロールしようとしている気分になったときが。なお、そう言う人はごく少ないので記憶に残る。

そして、私にコントロールされている気分になったと思われる人から抵抗を受けた気がした事がある。相手にそう言われたわけではないけど、なんとなくそんな感じがした。ひどく嫌な気分になり反省し、なんでそんなことになってしまったか考えた。

両方の経験があって、「人を自分の思うように動かしたい」という現象について考えをまとめるに至った。

人をコントロールしようとする人の正体

誰にでもいつでもそういう態度の人はどうしようもない気がする。きっと、露骨にではないにしろ、自然と孤立していくと思う。

では、そうでもない、いい人な時もある人が、あなたをコントロールしようとしているときはどうしたらよいだろうか。

基本的に、あなたをコントロールしようとしている人がいるとしたら、そうすることが利益になるからそうしている。何故利益になるかと言えば、他人をコントロールすることで自分を保てる、と思っている、と思う。

自分を保つためには、自分を信じることが必要で、解決に他人を頼ってもうまくいかないことが多い。

あなたをコントロールしようとしている人は、あなたを使って自分を満足させようとしているのだけど、その試み自体が的外れだと思い出したい。

真摯に付き合っても双方に良い事がない場合が多いと思う。

どんな対処が好ましいか?

自分を保つために他人を巻き込む人の話を真に受けては身が持たない。かと言って、無視をしたり聞き流すと、コントロールしようという気持ちに拍車がかかる。コントロールされるまいと力勝負に出れば余計に攻撃を受けることになる。

「言われたことのうち、聞くべき部分だけ受け取り、それ以外は受け取らない。」

ぜひこれで行こうと思っている。

上から目線でコントロールしようとする人が目をつけた人は、いわばその人の機嫌、評判、立ち位置、成果にインパクトがあると認定された重要人物。アドバイスをくれるようでそこに嫌味や自慢や押し付けが織り交ぜられていることもある。

誠意ある対応で冷静に身を守りたいところである。

3ステップ

まずは「コントロールされかかってる」自分に気づくこと。冷静になる必要があるからだ。カッとなったら終わりだし、実は自分の勘違いなら素直に聞いて終わりでよい。

次に、積極的に使いたいフレーズがある。
「そうなんですね」

自分の口の中に直接食べ物を入れられるのはすごく不快だ。でも、自分のお皿の上に食べ物を載せて貰えば食べるかどうかを自分で決められる。

「そうなんですね」でワンクッション置く。「分かりました」は納得して、分かってから言えばいい。

納得にいたならなければ「〜〜ということですね」と要約するのもいい。このとき「私の理解が悪く申し訳ありませんが…」などと相手を立てるとやりやすくなることが多い。

実は、言われたことをしっかりと要約していくうちに、内容の矛盾や無理が露呈することも結構ある。なんか反論したかっただけかい!となることも。

「○○さんは〜〜とお考えだったのですね」とか「そうだったのですか」などと、少し遠くに追いやる表現もいい。この過程で、聞いてもらった満足で引いてもらえることもある。「それは大変でしたね」とか挟むだけで「分かってくれればいいよ」となることもある。

最後に、「教えていただきありがとうございました」で〆、「教えたいただいたことをもとに再度、検討/確認/上司に相談します。」と添えたら十分ではないだろうか。別に必要なければ、検討も確認も相談もしない。した方がよければ、したらよいから、誠意ある対応になると思う。

最後に、もう一つ、やっておくと良さそうなことがある。それは、自分が感じた違和感を解放すること。信頼できる人、例えば同僚や上司の上司、仕事の仲間の人に、「こんな事があったんだけど、私の対応まずかったかな?」と聞いてみることだ。すると、気にしなくていいと言ってもらえたり、全然異なる事実が発覚して聞いた話を聞く必要がなくなったり、逆にもっとよい方法を教えてもらえたり、もっと聞いた方がよい事があると知れたり、対処がより良くなる。

しかも、自分一人で悩んでいる感覚が薄れていく。これが大事な気がする。

終わりに

今回、人にコントロールされそうになったときの対処法をメインに書いてきたが、意図せず自分がそちら側になってしまうこともあり得る。

多忙だったりして知らず知らずのうちに人へあたりがキツくなってしまったときや、良かれと思ってやり方を教えたら歓迎されないときなど、ないとは言い切れない。

そんな時のために、自分の暴走ブレーキをかけやすくしておきたいと思っている。

それは、お願いごとは疑問形を心がけること。〜してもらってもよいでしょうか?〜はしていただいてましたでしょうか?

そして、自分の発言を他人の口の中に突っ込まずに相手のお皿に置くための工夫だ。

「間違ってたら教えて欲しいんですけど」という枕詞。

「いかがでしょうかね」

「私の好みってだけですけど」

「人それぞれですよね」

「ご意見ください」

「もっと良いやり方ご存知ないですか」

「それで合ってました?」

などなど。

役に立つかは分からないけど、私がお守りにしている考え方を紹介した。

歯が立たないほど強烈な経験をしたらこの記事を更新しようと思う。全く使えないよ!ってときは気軽にコメントください。


今日も平和に包まれますように。

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