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子育て。ヤマハ音楽教室の歌がとんでもなく泣けちゃうのはなぜ?毎日鼻の奥がツーン。

毎日泣いてますか?

毎日はさすがに泣かないよ、と思いつつ最近の私は毎日泣きを堪えている。いや、なんなら微妙に泣いている。

何にそんなに泣けるのか。 
原因はマイフレンドミュージックだ。

マイフレンドミュージックって?

息子のヤマハ音楽教室の児童科が始まったとたん、とんでもない歌に出くわした。マイフレンドミュージックという歌だ。

そういえば幼児科のときも最初の一曲は結構泣けた。だいすきという歌だった。音楽仲良しコースのときもまた私は泣いていた気がする。
ヤマハの歌は本気で泣かせにきてる。

毎日宿題をしてシールを貼るが歌を歌うのも宿題のうちで、CDを流して息子と一緒に歌ううちに涙しそうになる。

なぜそんなに泣ける?

まず歌自体に要因がある。
コード進行だ。
サビの部分がカノン進行なのだ。
こちらに詳しい解説があった。

カノン進行の曲は錚々たる名曲ばかり。
私は世代がバレるけど「涙の数だけ強くなれるよ〜」で始まる岡本真夜さんのtomorrowを思い出してしまう。

しかし、サビの前に入る前の進行が本格的に泣ける。残念ながらうまいこと解説する力量がないので省略。いつかできたら語ってみたい。

そして何より泣けるのが歌の内容、歌詞だ。
宇宙に行く夢を持つ少年がピアノを弾いたり歌を歌うのが好きで音楽は大人になっても友達、という内容。
まさに、マイフレンドがミュージックということだ。

え?きみ、大人なの?
と感じてしまわなくない。
2番の歌詞はどんなに辛くても夢が叶うと信じて頑張っていこうよ、という内容でなんともまた言い得て妙だ。夢は叶うと限らない。

夢は音楽家じゃないけど、音楽はずっと友達。

分かってんじゃん!
そうだよ、そうなんだよー。
と、大人目線で頷いてしまう。

私も音楽を生業にしていないけど、確かに音楽はずっと支えてくれた。さえない自分も、友達付き合いに悩んだ日々も、親との関係に鬱屈としたときも、周りの友達のようになれないと孤独になったときも、地味な田舎の学生生活の味気なさも。

この歌を聞くと、そんな、ちっぽけで助けてもらいたくてもどうしようもなかった自分が浮かんでは消えて癒されていった。ヤマハは、私のような「支え」に飢えてる子どもたちの見方でもあったのか。

音楽は大人になっても仲良くしてくれる。
こちらから手を離さなければ。
私がそうだったから。

泣ける歌の完成

一人で歌っても結構泣けるが息子と並んで歌うとますます泣ける。

歌の中で男の子は宇宙に行く夢がある。
だけど音楽が好きで、ピアノを弾くのが楽しみ。ずっと音楽が好きだ。

では、息子は将来どんな夢を持つのだろう。
将来どんな風になるのだろう。
そう考えることを避けられない。

いつか、巣立っていく息子が頭をよぎって泣けてしまうみたいだ。

息子がヤマハをやめてもずっと望めば音楽はそこにいる。

音楽があってよかった。
きっと、私が音楽に助けられたように、息子にも音楽が救いの手を伸ばしてくれる日が来るかもしれない。

私にはできないことが音楽にはできる。

母が私にヤマハをやらせてくれた理由を大きくなってから教えてくれた。音楽があれば世界が広がると思ったから、と。まさにその通りだったのだ。

今はヤマハ音楽教室の音楽を息子と共有しているけど、そのうち、息子は自分の好きな音楽を心の中に溜めていくことになるのだろう。

それもまた、頼もしくて切なくなる。

いつかプレイリストや持ち曲や音楽歴を息子とシェアできたらいいなと思う。

切ない気持ちが醍醐味

マイフレンドミュージックにすっかり泣かされてしまった。

これもまた子育ての醍醐味だろうか。

私もまた、音楽と仲良しになろう。
切ない気持ちを慰めてもらおうと思う。

ところで、マイフレンドミュージックを聴いてると、なんとも気持ちの奥底をこちょこちょとくすぐられる気分になる理由をついでに紐解いた。

僕の夢は宇宙を飛ぶこと。
でも音楽は友達。

これね、「ぼく、Aさんが本命。ずっと追いかけていく。叶うかわからないけど信じて進む。でもBさんといる時が一番楽しい。Bさんはずっと仲良しなのさ。そして大人になってもずっとだいすき。」って、恋の歌みたいに無駄に脳内変換されちゃう。

Bさん。切なすぎる。
何か引っ掛かる原因は人生をかけた二股に対する違和感だったのか。(⚠️事実と異なります)

いやぁ、Bさんは寛大だ。(⚠️事実誤認があります)

音楽を通して様々な経験をさせてくれてありがとう、お母さん。

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