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育児日記。ん?いつの間に?!息子が保育園でアイドルみたいになっていた。

明日で上の子の保育園は最後だ。
今日は息子が見せてくれた彼の世界、保育園での思い出を一つ記事にしておきたい。

ジャンバーのチャックがあげられなくて、息子はかつて苦戦していた。

4歳の冬。

保育園の迎えに行くと、ときに先生が、ときに女の子のお友達が助けてくれていた。

この頃の女の子達は、小さな赤ちゃんをかわいがり、ぽぽちゃん人形のお世話に熱心だ。

年中クラスで保護対象と認定された息子は、同じクラスの女の子達に(たぶん)ありとあらゆるお世話をされていた。

ズボンにおさまっていない肌着を入れてもらっていた現場を見たときは、目を覆ってしまった。

ときは流れて。
息子はジャンバーのチャックをあげられるようになった。
ズボンに肌着を入れ、手袋も装着する。
まるでお世話をしてくれるお母さんのようだった女の子達と、お友達然としてお友達的な会話をしているのを見て私は安堵した。
赤ちゃんキャラからクラスメイトに昇格したのだろう。

代わりに、今度は先生からこんな話があった。

「〇〇くん(息子の名前)は年少クラスの男の子たちに人気があるんですよ」

ほう?人気?年下の男の子に…

走るのが早いわけでもなく、鉄棒の技ができるわけでもない息子。何故人気があるのだろうか?

息子に聞いたら「〇〇くんと〇〇くんはぼくのこと好きなんだよ」と言う。

その後、これがただの作り話でないことが立証された。

例えば、迎えの帰りに廊下に出待ちの子達がいる。息子も大袈裟に手を振ったりファンサービス?に余念がない。

また、散歩のとき、手を繋いで帰るとき息子の隣が取り合いになったと言う話も先生から聞いた。

ご子息が、私の息子が大好きで結婚したがってると話しかけてくれるママさんに遭遇したこともある。なんと、その子は先生にせがんで息子の写真を見ているらしい。

その子はご本人もママさんもとても優しく話しやすくて、いつも癒される。パパもいつも息子に丁寧に挨拶してくれる。とにかく家族みんな感じがいい。

息子が保育園が大好きになった理由はさまざまあると思うが、こうした息子のファンになってくれる子の存在は大きいと思う。

しかし出待ちをしたり大胆に愛を表現したり、最近の子ども達のコミュニケーション能力の高さに驚かされる。

私はもじもじしちゃうタイプなので、うらやましいとも思う。

明るく愛を表現できる子たちは将来リア充になりそうである。(リア充って死語ですかね?)

卒園まで息子をご愛顧いただけますようにと、密かにお願い申し上げていた。

そして無事にご愛顧は続いていたようだ。
昨日迎えに行った夫から出待ちの子がいたことと、息子がファンサービスをしていたことを聞いた。

ありがとう先生。
ありがとう友達。

保育園という場所が息子にあって本当によかった。

最後の最後まで感謝してもしきれないのである。

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