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ワーママのサラリー推移、独身時代〜結婚〜第二子2歳

今日は、独身時代から、結婚、2回の育休復帰を経てサラリーがどう変わったかを振り返る。前置きが長いので、結論だけ見たい方は目次からどうぞ。

ペアローンやご自身のローンを考えのワーママさんの参考になれば…

振り返るきっかけとなった資産戦争

夫が不機嫌で私に怒りを露わにする日々でまいっている。子どもたちが健康で過ごしてるためなんとか心の平静を保っている。

理由は不動産バブルに端を発する資産戦争。

「マンション買い替えに反対して大儲けの機会を逃し、我が家の与信をムダにし、資産をパンパンにできなかった罪」で私はとがびととなったらしい。いまやお金だけが増えて不動産を買ってなかったのは罪、とのこと。

私は無罪を訴えるも退けられている。

不動産投資や購入の好機!でもお金がない!

時は3年ほど前、不動産価格上昇の兆しが見え始めた頃。

第二子を妊娠したかも?いや、した!という騒動で私は不動産検討どころでなかった。

新しく負担が増えるとか、お金が出ていくってときに、大きな買い物をするのができない私は小心者である。きっと、大きなことをやり遂げる人ほど、勝負どきにすっからかんになれるのだ。

第一子の頃は育休や時短の影響と、夫の自営業化、高い保育料、福利厚生やらなんやらの力を使っても病児のシッターなどの持ち出しもあり、お金が出ていく時期だった。それで弱気になっていた。実際、第二子では状況が変わり、第一子のときより全然お金は溜まりやすくなったがそこまで読みきれなかった。

(保育園無償化とか、夫の職選びとか、保育園の空き状況とか、コロナ到来!とか、何一つ予言出来なかった私。いや、普通できないのでは?!)

不動産購入に、親からの資金援助を得られる人の強さを知った。

ワーママとローン

不動産購入の好機、当時の私は一子の出産と育休復帰を経て、自分のサラリーの変遷を見てきている当事者だ。

これからまた「あの」妊娠出産職場復帰という数年に渡る命懸けの超ハードプロジェクトを控えて「ローン組みます!借りられるだけ、めいっぱい!!!!」と言えるだろうか?

もし私が男で、愛する妻が私の仕事の穴が開かないように自分の仕事を融通してくれて、子どもの病気のときには休んでくれて、私の残業や出張の日にはワンオペしてくれるんなら、別になんてことない話だ。逆に、むしろローンがあった方が、逆に仕事に精が出るかもしれない。

けど、実際は、全然違う!
不安定なキャリアとローンは相性が悪い。
けれど、大局を掴めば、別に怖くないのだろう。賢くなかった自分が憎い。

夫は言う。
新築マンションはローンの支払いは契約のあと建物が建つまで時間がある。その間に仕事に復帰して給与は戻っている、と。

でも、全然そんな感じがしなかった。

第一子復帰を経て、第二子の産育休を見据えて、ローンには不安しかなかった。先の給与の見通しが全然立つ気がしなかったから。

(夫は、不安ではない、という正当な説明と理由を100個ぐらい言ってくれたけど、ホルモンのせいか、私の低いキャパのせいで頭に入らなかった)

某新築マンションを見に行った時、営業の方が言っていた。「ペアローンを組むご夫婦は多いです」と。きっと、ローン負担も分け合い、家事や育児負担も分け合う夫婦だろうな、と妄想してしまう。

家事も、育児も、第一子だけで私はこんなに大変なのに(分け合ってはいるっちゃいるけど、やっぱり母親の負担は大きい)、ローンも…考えただけで当時はゾッとした。

しかし、冷静に考える。
ローンとは、収入があることの裏返し。それも、銀行様が裏付けしてくれる。収入を得続けるつもりなら別に怖がるものじゃない。むしろ、支払い能力の証明書、ワーママ証明ってこと?

ひょっとして、「ワーママこそ、ローンを組め!」なのか??!!

本題。ワーママサラリー推移。

実額を晒すのもアレなので、対比で行く。

30歳で日系企業からもらっていた年間の給与を1とする。

31歳外資系企業へ。年俸制に。1.1
33歳結婚時点。裁量労働の職位に。1.5
34歳別の外資系へ転職1.5
35歳年度途中で産休1.0(がっくり)
36歳第一子復帰。フルタイム1.37
37歳時短の影響1.38(辛い時期)
38歳時短時代の影響など1.34(超辛い時期)
39歳1.54(やっと元通り)
40歳第二子出産1.96(前年の深夜残業スパイク)
41歳第二子育休1.31(異動昇進後。満額1.7)
42歳第二子育休復帰0.5
43歳見込みとしては2(転職したが前職でボーナスが出たため総額はだいたいフル)

ワーママのサラリーは子どもを産んだら増えない?

子どもの健康状態や性格などにもよるけど、産まれてすぐ仕事に全力投球は難しい。けど、そこだけにフォーカスすると大局を見損なう。

私は第一子では夫にもかなり協力してもらったけど、オリジナルのサラリーに戻るまで復帰してから3年かかった。この間、キャリア展望は暗かった。

しかし、第二子出産後は育休期間が長かったものの復帰翌年にオリジナルのサラリーに戻った。理由はいくつかある。

保育園の空き状況や上の子のために時間を取るため長く育休を取ったためすぐ落ち着いて働けた。労働契約的に時短料金にならずに済んだ。転職によりベースサラリーがあがった、など。

しかし、全く私はそれを予見できなかった。

マンション購入の好機だった40歳付近の私からしてみたら、また3年かけて満額を目指すのか…と思っているのである。その満額というのも、第一子の時より増えているのだが、「生活にお金かかるし、ここまであんまり貯まってなかったし…」と悲観的。

しかし、どうだろう。
蓋を開けると第二子出産後のサラリーの勢いよ…

なかなかサラリーが上らない時期にもしっかり種を蒔いて地中で栄養を蓄えていたのかもしれない。

夫はこれを予見していたというのか?
だとしたら…

え、神?!

まとめ

ワーママであろうとなかろうと、サラリーを予測するのは難しい。

でも、ワーママだからサラリーが上がらないとは限らない。

そうなってみて分かることもある。

もし、今後の挑戦を阻んでいる理由が「ワーママのサラリーは上がらないから」と思う人がいたら、そうとも限らないとの参考にしてもらえたら嬉しい。

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