絵本紹介。ねこのピート。どんなときも歌を歌って前を向いて進もう。
子どもとの生活は、子ども時代に好きだったものに再来する楽しさがある。
そして、新たに「好き」と思えるものに出会うこともある。
最近、ちびすけが保育園でお気に入りなのはねこのピートの白い靴のお話。
歌が流れて園児が聴き入っている。
一緒に歓声を上げたり歌に合わせて体を揺らしたり、集中している。
読み聞かせが始まったときにお迎えに行った時は、帰りしぶられてしまい15分ほどただ待つハメになった。でもおかげで、家で機嫌が悪い時ピートの歌を歌うとニコニコになってくれて、良いお土産になった。
白いくつのお話の内容は、白いくつがいろんな色に汚れたり濡れたりするというもの。ピートはそれもまた最高!とごきげん。
大人にも刺さる内容だ。
YouTubeに朗読と歌があるので本がなくてもお話と歌だけ楽しんでいる。
どんな時も歌を歌って前を見て…。
子どもにも分かるシンプルな表現と歌というのもいい。
ちびすけの大好きな先生に、最近ピートの歌をうちで歌っていると話したら、なんとその先生の大好きな本だと言う。先生が読み聞かせのときこの話から始めているそう。
この先生との出会いがこの作品との出会いだと思うと、素晴らしい作品の広がり方は力強いし逞しいなと思う。
子どもが見知らぬ言葉を発したり、聞きなれない歌を歌っていることがある。
そんなとき、大人も知らない世界に出会ってるかもしれない。
それを全部覗けたらどんなに素晴らしいのだろうと、ピートを知って思う。
でも、親の知らないところで、自分の世界を広げていくちびすけをいじらしく、頼もしくも思う。がんばれ〜!
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