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「清潔」って爪切りや耳掃除のことだと思ってた私。今はかけがえのない毎日を守る手段だと思うようになった話。

清潔のお題だけどいきなり我が家のお掃除の話から始めたい。

年末大掃除は子どもが産まれてから年末ではなく、できる時に分割してやるようになった。そしたら、大掃除、中掃除、小掃除を満遍なく年がら年中やっている形になった。ズボラにつき、単に年末やりそびれたことをちびちびとその後もやっているだけなのだった。

我が家の例だと、大掃除は、窓と窓サッシの掃除、カーテンの洗濯、キッチンの換気扇の掃除、ベランダ掃除、シューズクローゼットの掃除といった、最もハードルの高いこと。

中掃除は、玄関掃除、お風呂のカビ取り、排水溝のぬめり取り、窓のサンの埃とり、引き出しや棚の中の拭き掃除、お風呂の鏡磨き、冷蔵庫の製氷器の掃除、洗濯乾燥機の埃の掻き出し、キッチンの壁や棚表面の冷蔵庫の中の拭き掃除、本棚の埃落とし、クローゼットの中の掃除機がけ、ソファーの埃とりと消毒(たまにカバー洗濯)、おもちゃ箱の埃掃除とおもちゃの消毒、ゴミ箱の掃除、ベッドの枠の隙間の埃掃除、掃除機の掃除、換気口フィルター交換なんかがある。多種多様で頻度も様々だ。

小掃除は日々の掃除で、トイレ掃除、床の掃除機がけや拭き掃除、台拭きと消毒、キッチンリセット、洗面台の掃除など最小限だ。

こうして見てみると、中掃除がやたらと多い。
それにしても、ズボラな私でさえこんなにたくさんやっていたとは驚きだ。こうして掃除の内容を見てみると、こんな分類ができそうだ。

空気に関する行為:
換気口のフィルター交換、掃除機、拭き掃除

水に関する行為:
ぬめり取り、カビ取り、拭き取り

空気と水を制すれば、健康に近づくと思っている。

人間もマスクをし、手洗いうがいをする。
家も、換気口フィルターというマスクをし、手洗いうがいのごとく掃き掃除、拭き掃除、洗剤での掃除を行っている。


その心は綺麗な空気と水(人間は栄養)を取り込み維持すること。それをさらに消毒スプレーやアルコールティッシュが強化してくれる。消毒は、ノンアルコールとアルコールと、感染症発生時の次亜塩素酸ナトリウムのものをリスクに応じて使っている。

結婚する前は、清潔は身なりのことだという印象があった。
爪を短くすること、耳掃除をすること、髪をとかして整えること、お洋服の毛玉を取ること、靴の汚れを落とすこと、歯磨きをすること。
もちろん、これらも清潔のうち。
清潔の反対は不潔なわけだから、清潔には気を使わないといけない。
自分も実践して、子どもたちの躾にも取り入れていく必要がある。

ところが、コロナ生活を経て、清潔のイメージが変わったように思う。
マスクに手洗いうがい。
換気や空気清浄。
日常生活は菌やウィルスとの戦いになった。
夫も長男も、ハウスダストのアレルギーがあったのでコロナの前から埃を溜めないように気をつけていたが、コロナで一層手を抜けなくなった。

サラリーマンになって最初に務めた会社は医薬品、医療機器なんかを製造していて仕事で工場に行くことがあった。
チリ、埃、害虫、バイオハザード。
清潔の敵になりそうなものに関してはとても細かい決まりがある。
当時は日常と遠いところにるように感じた、そんな世界が今は身近なものに感じられる。

健康を守るというのは口にするのは簡単だけど実行するのは簡単ではないと思う。
でも、できることがあるのは幸せなこと。

ワクチンもコロナの飲み薬も開発することができない私。
それでも、小掃除と中掃除と大掃除ならできる。

これまた医薬品や医療機器の界隈で仕事で耳にタコができるほど聞いた標語がある。
Quality is everyone's responsibility. 品質は一人一人の責任。
清潔も一人一人の責任ではないだろうか?
自分の健康は人の健康でもある世の中だから。
マスクをして手洗いをしてうがいをして。

ってことは。
小掃除、中掃除は家族にも、責任があるってことで家族にも一緒にやってもらおう。

私も少し楽をして、浮いた時間と労力でスウィーツとコーヒーでも楽しもうかな。

守るべき日常があることが何よりありがたい。




#清潔のマイルール

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