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FUJIFILMカメラ徹底検証!第2弾:フィルムシミュレーション 白黒編


はじめに

今回は、第2回ということで富士フィルムのカメラで撮影した白黒写真の比較となります。
FUJIFILMのフィルムシミュレーションでモノクロ写真といえば、ACROSといった印象が個人的にはありますが、今回の比較でモノクロとの違いが理解できるといいですね。

比較画像

撮影カメラ:FUJIFILMXT-4_フィルムシミュレーション比較結果。撮影した画像をFUJIFILM X RAW STUDIOを使用して現像設定:グレインエフェクトOFF/カラークローム・エフェクトOFF/カラークロームブルーOFF/ホワイトバランス撮影時WB/WBシフトR0,B.0/ハイライトトーン0/シャドウトーン0/カラー0/シャープネス0/好感度ノイズ低減0/明瞭度0/色空間sRGB

各フィルムシミュレーション仕様:公式サイトQ&Aより抜粋

ACROS

"世界最高の粒状性 " と称賛されたモノクロフィルム「ACROS」がベース。
豊かなシャドウディテール、高精細なシャープネスに加え、高感度では粒状性が増し、モノクロフィルムのような質感が得られます。

モノクロ

モノクロ写真のモードです。通常のモノクロに加えて、コントラストを高める「イエロー(Ye)フィルター」「レッド(R)フィルター」、緑色を明るく・赤色を濃く表現する「グリーン(G)フィルター」を使ったように表現意図に合わせた画質調整が可能です。

所見

全体・・・モノクロ写真はカラー写真よりも違いが分かりにくいと予想していましたが、予想に反してはっきり違いが表れましたね。

ACROS

光と影がはっきり表現されていますね。モノクロ写真よりもコントラストが大きいので、そういった観点で使い分けるといいと考えています。
黒つぶれには注意しながら使用したいですね。
各種フィルターを試してみましたが、Rフィルター等で赤色を落としてしまうと若干モノクロ写真よりな画像になりがちに見えます。

モノクロ

ACROSとの相違点としては、コントラストが弱めですね。安定して様々な環境で写真を撮りたい方向けといった印象を受けました。
各種フィルター試してみましたが
Rフィルター・・・赤い部分が明るく持ち上がる。
Gフィルター・・・赤色部分が濃く表現される。
Yeフィルター・・・赤と黄色部分が明るく持ち上がる。
印象がありました。

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