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どうする団塊ジュニア世代 (その壱)<団塊の世代とは>

〜そもそも団塊世代とは①〜

私は1973年生まれの団塊ジュニア世代です。
「団塊」は「だんかい」と読みます。
「ジュニア」というくらいだから「シニア」もあるのでは?
当然思いますよね。
お察しの通り。「シニア」である『団塊世代』もあります。
むしろ「シニア」あっての「ジュニア」なのです。
『団塊世代』は、戦後日本そのものであり、常に時代の主役です。
「ジュニア」は、いくつになっても「ジュニア」なのです。
それが団塊ジュニア世代の宿命であり、呪縛なのです。

なので「団塊ジュニア世代」を語る前に、そもそも「団塊世代」とは
何なのかという説明をする必要があります。

「団塊世代」は1947年から1949年に生まれた世代の通称です。
私の父は1948年、母が1949年生まれなので「団塊世代」ど真ん中です。
出生数は約806万人であり、2020年から2022年の出生数が約242万人であることを考えるとその差は歴然です。
総務省『令和2年国勢調査』によると、「団塊世代」は全国で596万人。
総人口の4.7%を占め、約20人に1人が「団塊世代」ということになります。
人工構成の中で大きな塊(かたまり)を形成している世代を、作家で経済評論家であった堺屋太一氏(1935〜2019)が1976年に発表した未来予測小説の中で「団塊の世代」と命名し、同小説のタイトルにもなっています。

「団塊の世代」についての概略を知ったところで、次回は「なぜ団塊世代は戦後日本そのものなのか?」ということについて考えてみたいと思います。
<続く>







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