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第106回全国高校野球選手権大会

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高校野球マニアック地区予選試合展望#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道十勝地区予選代表決定戦(令和6年6月29日第二試合)#帯広農業高校VS帯広大谷高校に注目

高校野球マニアック地区予選試合展望#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道十勝地区予選代表決定戦(令和6年6月29日第二試合)#帯広農業高校VS帯広大谷高校に注目

どちらも地区予選で消えるのは惜しすぎる。「十勝の絶対的王者」と「プロ注目左腕を擁する強豪校」が対戦。106回を迎える全国高校野球選手権の北北海道十勝地区代表決定戦が熱い。
なぜ熱いかと言うと「甲子園に行ってもおかしくない」という両校のどちらかが、地区予選で消えてしまうからである。

地区予選というのは広大な北海道ならではの方式で、北北海道大会の出場をかけて、まずは同じ地区(地方という)の学校同士で

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高校野球地区予選アナリシス(分析)#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道十勝地区予選代表決定戦(令和6年6月29日第二試合)#帯広農業高校VS帯広大谷高校に注目

高校野球地区予選アナリシス(分析)#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道十勝地区予選代表決定戦(令和6年6月29日第二試合)#帯広農業高校VS帯広大谷高校に注目


どちらも地区予選で消えるのは惜しすぎる。「十勝の絶対的王者」と「プロ注目左腕を擁する強豪校」が対戦。
「ルーズヴェルトゲーム」

ルーズヴェルトゲームとは「点を取られたら取り返し、8対7で決着する試合」のことであり、アメリカ合衆国のフランクリン・ルーズヴェルト大統領が「一番面白いゲームスコア」と語ったのが由来だ。

「6対3」

このスコアは令和6年6月29日に「十勝の絶対的王者」が「プロ注目左

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第2回高校野球マニアック地区予選試合展望#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道予選1回戦(令和6年7月15日第二試合)#旭川東高校VS帯広大谷高校に注目<前編>

第2回高校野球マニアック地区予選試合展望#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道予選1回戦(令和6年7月15日第二試合)#旭川東高校VS帯広大谷高校に注目<前編>

「北北海道の偏差値No.1公立校」と「十勝の絶対的王者(私立)」が対戦。106回を迎える全国高校野球選手権の北北海道予選1回戦の「旭川東」と「帯広大谷」の対戦が面白い。
なぜならセオリーに囚われない「知能」と「才能」が雌雄を決する因縁の一戦だからである。

「十勝の絶対王者」帯広大谷高校
「5戦5勝、得点40、失点3」

これは帯広大谷高校の春季・夏季における十勝予選の成績である。
現チームになっ

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第2回<後編>高校野球マニアック地区予選試合展望#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道予選1回戦(令和6年7月15日第二試合)#旭川東高校VS帯広大谷高校に注目

第2回<後編>高校野球マニアック地区予選試合展望#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道予選1回戦(令和6年7月15日第二試合)#旭川東高校VS帯広大谷高校に注目

「北北海道の偏差値No.1公立校」と「十勝の絶対的王者(私立)」が対戦。106回を迎える全国高校野球選手権の北北海道予選1回戦の「旭川東」と「帯広大谷」の対戦が面白い。
なぜならセオリーに囚われない「知能」と「才能」が雌雄を決する因縁の一戦だからである。

*前半はこちら

「頭を使うおもしろい野球」旭川東高校メジャーリーグのデータ分析は行き着くところまで達しており、選手はデータに基づきプレーする

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第106回全国高校野球選手権大会#北北海道予選#選手宣誓(随想)

第106回全国高校野球選手権大会#北北海道予選#選手宣誓(随想)

葬送の季節夏の敗北は今までと決定的に違う。

ゲームセットは甲子園を夢見る権利剥奪の宣告。
それは現チームの解散を意味し、一緒に汗を流した仲間との野球が終わる。

そして、その瞬間は確実にやってきて、もうリベンジのチャンスは巡ってこない。

高校球児にとって夏は葬送の季節。勝者は敗者を葬送し、葬送は最後の一校まで続く。

葬送の夏である。

北見柏陽高校:栗原主将の選手宣誓「今、私たちがここに立っ

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イチロー臨時コーチの成果は如何に?#旭川東高校VS帯広大谷高校#高校野球地区予選アナリシス(分析)#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道地区予選1回戦(令和6年7月15日第二試合)

イチロー臨時コーチの成果は如何に?#旭川東高校VS帯広大谷高校#高校野球地区予選アナリシス(分析)#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道地区予選1回戦(令和6年7月15日第二試合)

イチローイズムを伝授された「知能」とセオリーに囚われない「才能」の対戦
「11対1」(7回コールド)

このスコアは令和6年7月15日に十勝の才能軍団:帯広大谷高校がイチローイズムを伝授された北海道屈指の知能:旭川東高校を破ったスコアである。

セオリーに囚われない「知能」と「才能」の雌雄を決する興味深いカードであったが、結果はワンサイドゲームとなってしまった。
それは何故か。

この要因を分析し

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【北北海道】高校野球地区予選アナリシス(分析)#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道大会準々決勝(令和6年7月16日第三試合)#旭川志峯高校VS帯広大谷高校

【北北海道】高校野球地区予選アナリシス(分析)#第106回全国高校野球選手権大会#北北海道大会準々決勝(令和6年7月16日第三試合)#旭川志峯高校VS帯広大谷高校

さらば愛しき才能たち「帯広大谷」が敗北。
「10対3」(7回コールド)

このスコアは令和6年7月16日に旭川志峯が帯広大谷を破ったスコアである。
前日、イチロー氏が臨時コーチを務め注目を集めていた旭川東を「11対1」(7回コールド)で退けた帯広大谷が旭川志峯にコールドゲームで敗れてしまった。
それは何故か?その理由を分析する。

「掛け違う前輪と後輪」(好不調のギャップ)一回表、一番、二番が出塁

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