デジョング

サッカーの大まかな流れを簡単に分析してます。 主にラ・リーガ

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最近の記事

CLラウンド16、ラツィオvsバイエルン レビュー

ラツィオvsバイエルン     (1-0) スタメン スタメンはこんな感じ。 バイエルン4231で守備 ケインが一人で2CBを見る お互いのシステムの噛み合わせ的にケインの所だけ数的不利なバイエルン。 ラツィオCBは運ぶ ①ラツィオ側はケインに対して、2CBで数的優位を作れているので、パス交換をしながら前にスペースがあれば運ぶドリブルをする。 ②当然ケインはCBを止めに行く。 中盤経由してフリーのCBへ展開 ③タイミング良く降りてくるIH、もしくはアンカー

    • ソシエダvsラージョ スビメンディの柔軟性

      スタメン アジアカップで不在の久保と怪我で離脱中のバレネチアがいない事もあって、ウイングタイプの選手がいないソシエダ。 よって直近の試合から継続して5バックを起用。 ラージョ守備 ラージョは基本的に442で前から守備をしていくチームだが、この試合はソシエダの5バックに合わせて守備の仕方を変更。 右サイドのイシが前に出て、カメージョと2トップになり、ソシエダの3CBをマーク。 イシはパチェコをマークし、カメージョはスヴェルディア。 カメージョがスヴェルディアを消しながらル

      • コパデルレイでの再戦。レアルvsアトレティコ

        一週間前にスーペル・コパ準決勝で戦ったレアル、アトレティコ。 その時は延長戦の末レアルが勝った。 大会は違えど再びの対戦。 一週間前と同じような展開があったので、おさらいとしてレビューを スタメン アトレティコの前から捕まえる守備 レアルのビルドアップに対するアトレティコの守備の仕方はスーペル・コパと同じ。 グリーズマン、モラタで2CB。アトレティコWBがレアルSB。 アトレティコ中盤3枚でカマヴィンガ、バルベルデをマークし、余った1枚がベリンガムを見る。 これで人を

        • レアルvsアトレティコ スーペル・コパ簡単レビュー

          スタメン レアル、立ち上がりの守備 レアルは守備時ベリンガムが左サイドに降りて442となる。 立ち上がりで気になったのが、2トップ+ベリンガム、バルベルデは前からプレスに行くが、後ろが着いてきてないor遅れてプレスに行くことで、一番塞がなければいけない中央のコケ、グリーズマンをフリーにさせてしまう事が多かった。 前と後ろで意志疎通が出来てなかったのか、かなり間延びしていた。 実際にアトレティコ一点目のコーナーキックから生まれたゴールも、直前のプレーで簡単に中央でボール持

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          年明け後も止まらないジローナ

          クリスマス休暇明けの上位対決となったジローナ、アトレティコ。 優勝のために勝ちたかったアトレティコだったが。 初期配置 立ち上がりはマルコス・ジョレンテとリケルメの立ち位置は逆だったが、一失点目以降は上図のような形に。 アトレティコは直近の試合で左WBにリケルメ、左IHにリノを使う事が続いていたが、この試合は右にリケルメを持ってきた。 リケルメ、ジョレンテはともにWBでもIHでもプレーが出来る。 ジローナ左SBのミゲル・グティエレスが自由にポジションを取るので、そこを捕ま

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          絶好調ジローナを支えるアレイス・ガルシアとは?

          プロフィール1997年6月28日、スペイン人、173cm、右利き 所属クラブ    ※Wikipedia抜粋 11月の代表ウィークでスペイン代表としてデビューを果たした26歳。 ユースをビジャレアルで過ごし、その後マン・シティへ移籍。 2017年シティグループとなったジローナに同年加入。 その後はクラブを転々としながら、2021年夏にジローナに復帰。 現在の活躍を見てると、シティへの移籍が一つ分岐点だったと言えるだろう。 ポジション ポジションは一言で言えばボランチ。

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          ハンドに泣いたソシエダ、勝ちに値したアトレティコ

          23/24 ラ・リーガ9節 アトレティコ-レアルソシエダ(2-1) ① 両チームのスタメンと初期配置 両チームいつも通りでアトレティコ(赤)532、ソシエダ(青)433 アトレティコは前からプレスを掛けるのではなく、ソシエダCBには持たせて、SBに入ったら徐々に牽制していくような形を取っていた。 ②ソシエダSBにボールが出た時のアトレティコ守備 ソシエダSBにボールが出たら中盤の3枚の左右が出ていく。 同時にコケともう片方の選手が横スライドでスペースを埋める。 ソシ

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          もはやマドリーの顔!                         ベリンガムの何がすごいの?

          ベリンガムの特徴について今季レアルマドリーに加入して、早くもチームの顔になっているベリンガム。そんなベリンガムの特徴って何だろうって考えたが、言語化するのが難しいなって。 特徴だから簡単に言えばドリブルがうまい、パスがうまい、ディフェンスが強いなどを当てはめれば良い。 例えば、三笘ならドリブルだし、伊東純也ならスピードとか。 まあとは言っても三笘もスピードあるし、伊東純也もドリブルが出来る。なので特徴と言うよりは、『この選手を一言で表すと何?』の方が近いかもしれない。 じゃあ

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          ニューカッスル、CLパリ戦での勇敢な戦い

          23/24 CL ニューカッスル×PSG 結果はご存知4-1でニューカッスルが完勝。 ニューカッスルの勝利に繋がった守備を簡単に紐解いていこう。 両チームのスタメン この試合のニューカッスルはビルドアップから攻撃に繋げるというよりか、良い守備から攻撃へという戦術でそれが見事にハマっていた。 PSG(ブルー)は424でビルドアップしてくのに対して、ニューカッスル(黒)は433で構える。 PSGのCBにボールが入った時に、マルキーニョス側ならゴードンが右SBハキミを捨て

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