絶好調ジローナを支えるアレイス・ガルシアとは?
プロフィール
1997年6月28日、スペイン人、173cm、右利き
所属クラブ ※Wikipedia抜粋
11月の代表ウィークでスペイン代表としてデビューを果たした26歳。
ユースをビジャレアルで過ごし、その後マン・シティへ移籍。
2017年シティグループとなったジローナに同年加入。
その後はクラブを転々としながら、2021年夏にジローナに復帰。
現在の活躍を見てると、シティへの移籍が一つ分岐点だったと言えるだろう。
ポジション
ポジションは一言で言えばボランチ。
とにかくプレーエリアが広く、運動量が豊富。
Box to Boxぽくは見えないけど、実際はそう。
DFラインに落ちてビルドアップしてると思いきや、気づいたら相手ペナルティエリア付近にいて、シュートも打つ。
常にボール付近にいて、ボールとセットで動いている。
プレースタイル
とにかくボールに絡む、絡みまくる。そしてパスを散らしまくる。そのパスの精度が高く、両足使える。
中央でのプレー
中央でのプレーは相手がどこからでもプレスに来るので、基本的にワンタッチ、ツータッチでボールを散らす。シンプルでテンポが良い。
テンポが良いのはボール貰う前から選択肢を持ってて、そこに合わせてトラップの位置、体の向きを作っているから。
当然、ダイレクトでのキックはコントロールしてから蹴るよりもミスになりやすい。ただ、この選手はミスを恐れてないとか、キックに自信があるからどんどんダイレクトで配球していく。
正確で綺麗なロングフィード
この選手の最大の武器とも言えるロングフィード。
DFラインに落ちた時、相手のプレスが緩い、もしくはブロックを作って守るチームなどに対して対角のロングフィードで打開する。そのフィードが美しいくらいに綺麗。
先ほども述べたがこの選手は常にボール付近にいる。なので、右にボールがあれば、右から左のサビーニョへフィードする。
で、そのフィードの精度が抜群に高い。
毎試合10本近く蹴ってるけど、90%くらい成功してるんじゃないかってくらい成功してる。
今やクロースと並んでラ・リーガ二大ロングボーラーとも言えるだろう。
このパスが有効なのが、一発でパス出されると、相手は守備スライドが間に合わないので、サイドの選手が良い状態でボールが受けれる。単純な外回しだと、サイドの選手がSBに距離を詰められるとか、そもそも前向かしてもらえないことがある。サビーニョ、ヤン・コートなどサイドからドリブルで仕掛けられる選手がいて、実際に何度もそこから得点に繋げているジローナにとって、アレイス・ガルシアのフィードがあるからこそ、サイドから良い攻撃が生まれているとも言える。
相手を押し込んだ時
ロングフィードなどで相手を押し込んだ時にはスルスル上がっていき、ペナルティエリア付近に位置取る。
隙あらばミドルシュート狙うし、ボックス内まで入ってシュート打つこともある。
一度やり直してサイドチェンジをしようって時にはボールに寄って、そこからまた逆サイドにフィードしたり。
また、クロスのこぼれ球、ボール失った後のカウンターを回収する役割もしっかりこなせる。
守備も意外と上手くて、頭使って、相手の動き見ながら予測してボール奪うことも出来る。
まとめ
とにかくプレーエリアが広い。そして運動量が豊富。
動き続けてるから、相手も捕まえにくい。
とりあえずプレー集を見たほうが早いですね。
以上!ありがとうございました🙇
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