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実はみんな巻き肩?

姿勢といえば、「巻き肩」と「反り腰」
今回は巻き肩についてのお話です。

肩が内に巻いているから巻き肩で
巻き肩は悪い姿勢、とよくイメージされますが
肩が内に巻いているって、どんな状態のことを指すのでしょうか?
みんな巻き肩って一体どういうこと?とも思われたと思います。
今回は少し解剖学のお話も交えながら進めていきますね

肩と聞いて連想される肩甲骨ですが、実は30度内側に向いてについてます。
正確には、肩甲骨は肋骨から作り出される丸み(胸郭)に沿うようにしてついていて
体の前額面に対して30~40度の角度をなしています。

骨格を上から見た図で下側が背中、肩甲骨です


これを専門用語ではスキャプラプレーンと言いますが
それが、人間の体として肩甲骨が正常な位置にある状態です。



それを踏まえて私の見解としては、
肩が内に巻いていることを巻き肩というのであれば、
そもそもみんな巻き肩と言っても過言ではないのでは?とういことです。

つまり、よく姿勢指導で言われる「肩甲骨を寄せる」というのは
やり方を間違えると、逆に解剖学的に正常な位置から離れていくことになってしまいます。

では、みんな解剖学的には巻き肩なのに
(今回は私の見解で話を進めていきますが…)
なぜ巻き肩が目立つ人と目立たない人がいるのでしょうか?

次回はそのことについて記事を書こうと思います。
今回も最後まで見てくださり、ありがとうございました。


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