朝間田木けい

日々の備忘録。 書きたいものを書けるようになるまでの訓練。 徒然なるままに書き連ねてゆ…

朝間田木けい

日々の備忘録。 書きたいものを書けるようになるまでの訓練。 徒然なるままに書き連ねてゆく。 ちょっと前までProdukt:Kという名前でした

マガジン

記事一覧

日曜日、安部公房の「砂の女」を読了。
文学的かつ非常に高度なSFでもあった。

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高橋源一郎さんの「ペンギン村に陽は落ちて」を読了しました。
最後何故か切なくなって思わず泣いた自分がいました。

「銀河ヒッチハイク・ガイド」がくれる勇気

「Don't panic!」パニクるな  明日仕事が嫌だなとか、月末支払いをどうしようとか、社会人として成長しなきゃとか、、、。  この世界で生きていくにはこうでなくちゃい…

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【文体練習】爆発があった、驚いて後ろを向いた

 どんっっと大きい音が後ろから聞こえてきて俺は肩を反射的にすくめる。 きっと爆発が起きたのだろう、と頭で理解する前に後ろをすかさず振り返ると、道にくぼみができて…

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ボヤきと怒り

前置きですが、当投稿では強い言葉を使っております。  何とはあまり明言しないものの、とある本屋さんの悲痛なnoteの投稿とそれに対する心ないコメントを見ていて大変に…

国語の押し付け、資本主義

ファミレスに行った時の話。   食事時ぐらいゆっくりと目の前にいる人と、やれあの政治家はとんでもないやつだの、やれこの間のミュージカルはすごいだのといったことを…

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友人と同人誌作ることになりました

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名前、変更しました

頃合いを見てnoteの名前を変えようと思います。
気分の問題ではありますが、、、

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人生はなるべく明るい心持ちで生きていたいと思うが、それを無責任に他人に押し付けるような事は厳に慎みたい。

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8/17(土)「詩人の生涯」「時の崖」渋谷シネマヴェーラにて

 箱男が来週に迫っておりますが今日の12:20〜の回、「詩人の生涯」「時の崖」+トークショーを見にいきました。  ↓  「時の崖」については大学の授業の際に見たことが…

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漠然とした未来への不安感、押しつぶされそうな日々の生活。それら個人的な想いと、今日にこの日本で起こっている本に関する危機はどうも無関係に思えてならない。

今日の業務が一段落しました。
大変疲れたので今日は早上がり。
お腹は空いてきたので何食べようかしらん。

無根拠な緊張に押しつぶされそうになっているが、間違えたら間違えたで死ぬわけじゃないのでそのマインドで冷静になろうと思う

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昨日はどうやら寝落ちしてしまったらしい。それを思い出したのは、そっと開かれたままになった埴谷雄高の政治論評が読んでいた場所から移動して座椅子の上に置かれていたからだ。きっと同居人がそうしてくれたのだろう。

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感想:特別メモリアルコンサート 〜『ゴジラ』シネマ・コンサートと伊福部昭の世界〜

 先日見に行きました。すぐにでも感想を書けばいいものをあろうことか3日遅らせてしまいました。 場所:東京芸術劇場 日時:8/11  この日も中々にとろけるくらい暑い…

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日曜日、安部公房の「砂の女」を読了。 文学的かつ非常に高度なSFでもあった。

高橋源一郎さんの「ペンギン村に陽は落ちて」を読了しました。 最後何故か切なくなって思わず泣いた自分がいました。

「銀河ヒッチハイク・ガイド」がくれる勇気

「Don't panic!」パニクるな  明日仕事が嫌だなとか、月末支払いをどうしようとか、社会人として成長しなきゃとか、、、。  この世界で生きていくにはこうでなくちゃいけないとか、こうしなければ成功できないとか、絶対にこれが正しいのだとかとか、あらゆるものに振り回されて疲弊しても、また明日を生きていけるのはこの本があるからなのだ。  銀河の巨大さ、ハチャメチャさに比べたら、地球上のこうでなくちゃいけないは甚だチッポケなものなのだ。  いつ宇宙に巨大な高速道路を作るがた

【文体練習】爆発があった、驚いて後ろを向いた

 どんっっと大きい音が後ろから聞こえてきて俺は肩を反射的にすくめる。 きっと爆発が起きたのだろう、と頭で理解する前に後ろをすかさず振り返ると、道にくぼみができていて、手前には小石と、人だったものがそこらじゅうに飛び散っていたのが見えた。  爆発があった。  現象としてはあくまでも普遍的な出来事ではあるが、それが俺の後ろに起こったという点で、俺個人にとっては特殊性を帯びていた。  俺の体は、俺が脳髄で理解するより先に、その出来事を確認すべく勢いよく後ろへ振り向かせた。そして

ボヤきと怒り

前置きですが、当投稿では強い言葉を使っております。  何とはあまり明言しないものの、とある本屋さんの悲痛なnoteの投稿とそれに対する心ないコメントを見ていて大変に暗い気持ちになった。  まず個人書店が今大変な苦境に立たされていること。そしてそれは業界特有の問題として少数の意思決定によって商売が脅かされるのはなんとも腹立たしく、やるせない。この状態が続き、正常化しないのであればきっと個人書店は消えてなくなる未来はそう遠くないだろう。ただそんな未来は決してあってはならない。

国語の押し付け、資本主義

ファミレスに行った時の話。   食事時ぐらいゆっくりと目の前にいる人と、やれあの政治家はとんでもないやつだの、やれこの間のミュージカルはすごいだのといったことを語らいたい。そして普段家では手間がかかってしまって作るのが億劫な料理を、丁寧に味わいたいものだと考えている。  ただそうしたささやかな願いは、止めどなく流れる店内BGMや店内を忙しなくかけていく猫型ロボット、そして注文タブレットから流れてくる広告によっていちいち邪魔されるところとなっているのである。  最近の注文タブ

友人と同人誌作ることになりました

名前、変更しました

頃合いを見てnoteの名前を変えようと思います。 気分の問題ではありますが、、、

人生はなるべく明るい心持ちで生きていたいと思うが、それを無責任に他人に押し付けるような事は厳に慎みたい。

8/17(土)「詩人の生涯」「時の崖」渋谷シネマヴェーラにて

 箱男が来週に迫っておりますが今日の12:20〜の回、「詩人の生涯」「時の崖」+トークショーを見にいきました。  ↓  「時の崖」については大学の授業の際に見たことがありました。ただ「詩人の生涯」について、事前に「世界SF全集」に収録されているものを読んだことがある以外にはほとんど事前情報がない状態での鑑賞となりました。    どちらかと言えば後半のトークショー目当てで行ったのではありますが、「詩人の生涯」を劇場で見れたことも想定外の大きな収穫だったと思うくらいに、とても素

漠然とした未来への不安感、押しつぶされそうな日々の生活。それら個人的な想いと、今日にこの日本で起こっている本に関する危機はどうも無関係に思えてならない。

今日の業務が一段落しました。 大変疲れたので今日は早上がり。 お腹は空いてきたので何食べようかしらん。

無根拠な緊張に押しつぶされそうになっているが、間違えたら間違えたで死ぬわけじゃないのでそのマインドで冷静になろうと思う

昨日はどうやら寝落ちしてしまったらしい。それを思い出したのは、そっと開かれたままになった埴谷雄高の政治論評が読んでいた場所から移動して座椅子の上に置かれていたからだ。きっと同居人がそうしてくれたのだろう。

感想:特別メモリアルコンサート 〜『ゴジラ』シネマ・コンサートと伊福部昭の世界〜

 先日見に行きました。すぐにでも感想を書けばいいものをあろうことか3日遅らせてしまいました。 場所:東京芸術劇場 日時:8/11  この日も中々にとろけるくらい暑い日でした。冷蔵庫のような列車を降りて池袋駅の改札を出ると灼熱地獄でした。そのまま会場へ向かうとどうやら劇場前の広場で何やらイベントがありキンキンに冷えたビールの気配もありましたがそこはグッと堪えて劇場へ。  中へ入って長いエレベータを上ったその先に会場のエントランスへ向かう途中からファンらしき人がちらほらとおり