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魂の飢え 壊れていく愛〜映画 ベティブルーによせて


俺は求めない
君が 君なりに 愛するなら それが 正しい


求めない?

じゃあ
君が あたしの身体を求めるのは?

求めてることなんじゃないの?



『それは 俺が 君に与える愛情 といえるでしょ』


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映画 ベティブルーのレビューが気になり
読んでいた


「 恋愛において 愛されるか 愛するか
相手にいかに 与えるか という議論は あるけれど


魂の飢えには
与えるも 与えないも無く

その違いが少し 悲しい 映画だった」


これは ベティブルーから inspireされて
書いたものだ



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雨上がりのイリス
空の色が清らかで



遮るものさえない
この世界に


どうしようもなく
泣きたくなる




揺れるサフィニア
セレストブルー


吹き抜ける風が
掠めてるのは
君の触れた髪なのに



抱きしめられた
時間さえも
ほどけてく





悲しい映画が観たい
僕たちの恋より


もっと悲しい



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レビューを読み返していたら

「貴方は いまの 恋人を本当に愛しているの ?」


と、
いうものがあった


ラストシーンが とても好きだ


書く、ということ
その 透徹した  かなしみのような 美



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