旅する よしみ助産院

20代〜30代で留学経験を通して出会った人、学びを記載。 今は助産師として、子育てをし…

旅する よしみ助産院

20代〜30代で留学経験を通して出会った人、学びを記載。 今は助産師として、子育てをしながらヨガ講師としてマタニティ、産後、妊活など 女性の人生のサポートを行なってます。毒親育ち、子育て、家族についても呟きます。 https://lit.link/fujisueyoshimi

マガジン

  • トランスミッション

    • 132,966本

    とらねこが運営する共同マガジン。グループ合計で参加者1,200名を超えました。フォロワ数2000名以上、120,000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加をお待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

  • 旅ネタをまとめています

  • 子育てネタ

    子育てのあれこれの記事をまとめています

最近の記事

  • 固定された記事

子育てとは待つということ

「子育てとは待つということ」 助産院に勤めていた時のトイレに貼ってあった言葉だ まだ、シングルで子どもを育てたことがなかった私は 意味を分かったようで、分かっていなかった。 現在6歳になったが、小学一年生になった息子の子育ては大変だった。 特に母乳にこだわってはいなかったが、母乳が出たので 母乳だけになっていた。哺乳瓶を嫌がったのもあるかもしれない。 母乳だけだと、お腹が空きやすいので1から2時間おきに授乳をしていた。 幸い、たくさん出たので、私の体重はぐんぐん減り、 4

    • タイで心臓止まりかけた話

      中国の友達家族とタイで待ち合わせして、一緒に旅行した。 私は息子と二人。 友だち家族は、子ども二人、 夫さんと14歳の甥っ子くんで5人。 grabアプリを使い、何度も移動した。 皆で7人だから、2台呼んで移動する事が多かった。 grabアプリは、ご飯などの配達もしてくれるけど、近くにいる車に目的地まで、安くで連れて行ってくれるシステムで、かなり便利だった。 同じ運転手に当たることもあった。 それで、油断したのがいけなかった…。 中国人の友達の甥っ子くんは14歳。 バスケ

      • あんた、頭が高いのよ。

        『えっ?あんた、22歳なの? あんた、頭が高いのよ。私の20も下じゃない!!』 新人看護師だったわたしが、当時の病棟師長に言われた言葉。 42歳の師長さん。 20代だった私からは怖くておばさんだったけど、今日、42歳になる私。 こんな感じだったんだ。師長さん。 若かったんだ…って今なら思う。 白黒ハッキリしたい性格だった私は、 嫌なことは嫌。 やりたくない事はやりたくない。 ハッキリ伝えていた。 師長からしたら、 なんなの?この子… という感じだったんだろう。 看護師1

        • 死装束を選んでくれた人

          よしもとばななさんのエッセイを読んでいると、今まで自分の人生で色々出逢った人が浮かんでくる。 たった一度しか人生で会っていなくても、凄く感謝している人。 名前も分からないけど、一緒におばあちゃんの死装束を考えてくれた方。 温かい笑顔で元気だったおばあちゃんの人柄や様子を聞いてくれ、一緒に衣装を選んでくれた。 当時、私は息子を妊娠中で28週くらいだった。病院で息を引き取ったおばあちゃん。92歳。 脳内出血を繰り返し、約13年間寝た切り生活。 初めて脳内出血した時は、私は看

        • 固定された記事

        子育てとは待つということ

        マガジン

        • トランスミッション
          132,966本
        • 9本
        • 子育てネタ
          15本

        記事

          ラジオの時間

          4月になると何が悲しいって、 NHKラジオ番組が変わる事。 番組が新しくなったり、メンバーが入れ替わったり。 お天気コーナー、伊藤みゆきさんの毎朝選ぶ曲が楽しみだったけど、人が変わってしまった。今の方も聞きやすいのだけど、伊藤みゆきさんのお天気は生活の一部になっていた。 家にはTVはなく、ラジオだけなので ラジオ番組が変わるだけで、結構寂しくなる。 今の密かな楽しみ。 金曜日の夜、21時からのNHKラジオ番組。 高橋源一郎さんの『飛ぶ教室』 ひみつの本棚コーナー。 『

          我々は何からできているのか?

          以前住んでいた、静岡県知事が第一次産業者達を卑下するような発言をしたとニュースで聞いた。 彼は田んぼや畑を見ても、自分の命を作ってくれていると結びつかない人生を送ってきたのだろう。 お米、小麦、肉、魚、野菜を食べるから生きているのに。 食物や動物の命を頂いてきているから、生かされている。 自分が手を汚さなくても、肉や魚を食べられる時代に突入しているから、彼の様な考え方になる人がいるのだろうか。 誰一人、上も下もない世界。 皆んなが凸凹してるから、 上手くはまって、世の中

          我々は何からできているのか?

          謝れない男たち

          夫がコロナに感染した。 不可抗力だ。それは仕方がない。 ウイルスなんてどこにでもいるし、どれだけ予防していても 感染するときはする。それは仕方がないことは分かっている。 私は助産師だ。 赤ちゃんとお母さん達と関わっている仕事をしている。 妊婦さんと出産前にランチに行こう! と言っていた。が、泣く泣くキャンセルをした。 万が一。。。があるから。 私は元気だけれど、万が一、感染源になっていたら 後悔しきれないから、キャンセルした。 一言、夫には「悪かったね。ごめんね。」って言

          魔女と科学者のハーフ

          助産師の大先輩の講義を受けて、助産師は魔女でもあり、科学者達とも意見を交わす必要があるから、魔法のような事ばかり言ってもいられないでしょ。だから、助産師は魔女と科学者のハーフなのよ。 と教えてもらい、しっくりきた週末を送った。 命が誕生する現場にいると、不思議なことが起きる事がある。 分娩台は、生まれて来る場所でもあり、 生まれて来れない子の死産の場所でもある。 そんな、命の入り口に常に傍にいると、助産師達は、常に祈っている。 無事に生まれますように。と。 元気に産まれるよ

          魔女と科学者のハーフ

          義母を初めて怒らせた…

          現在、性教育の勉強中。 今、住み始めた地域の性教育が遅れていると聞いて、 助産師として伝えていきたい!と思い 【包括的性教育】を学び始めた。 「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」は、包括的性教育を提唱し、 健康と福祉、人権の尊重、男女平等を促進することを目標としている。 質の高い包括的性教育のために、次の8つのキーコンセプトが示された。 1.関係性 2.価値観、権利、文化、セクシュアリティ 3.ジェンダーの理解 4.暴力と安全確保 5.健康と幸福のためのスキル 6.人間

          義母を初めて怒らせた…

          心が壊れる5秒前

          27歳の秋。助産師になるために学校に行き、実習を受けていた。 実習期間は3ヶ月。その3ヶ月で正常分娩10例分娩介助させてもらい そして、継続妊婦さん(産前から産後までの継続ケア)や母親学級、外来など 助産師の学ぶべき事をギュッと凝縮したような3ヶ月だった。 私が配属された病院は島根県浜田市。 後に、私が就職した病院での実習。 11月に新病院へ移転するため、バタバタしていたので、私は9月10月の2ヶ月で 正常分娩を10例取らせてもらう!!と自分の中で決めていた。 準夜勤の助産

          開けっぱなしのトイレ

          小学2年生の息子が、ある時から怖がってトイレのドアを開けっぱなしで するようになってしまった。 それを夫が 「中国人やないんやから!!!」 と咎めた。 また人種差別のようなことを言って!!!と 思いながら、あることを思い出す。 10年ほど前に、中国人の友達とインド人のその友達の彼氏と私とで ネパールの山登りに行ったことがある。 ネパール【ポカラ】の山を転々として、山小屋に泊まりながら登り、 降りてくるという旅だった。 出発点はポカラの宿。 行きに荷物を置いて、トイレに行く

          開けっぱなしのトイレ

          息子が優しすぎた

          7歳、小学2年生になる息子。 普段から、怒りのエネルギーで生きている父親。 カリカリしている父親を見て、ふと息子に聞かれた。 「ママ〜、とと(父)と二人でいたときも、ととはいつも怒っていたの?」 そうだねぇ。怒っていたねぇ〜〜〜。 例えば、ママの誕生日にさ、ラベンダーを見にいきたい!って 北海道に行ったことがあるんだよ。誕生日の日にわざわざ。 ラベンダー畑までの道は1本道でさ、レンタカー借りて行ったんだけど、 ととは人混みも、渋滞も嫌いでしょ? だから、段々イライラしてき

          息子が優しすぎた

          各世代の名言集

          20代の時、ひと回り上の同僚たちが40越えたら一気に体にガタが来るよ! と教えてくれていた。 30代までは何やっても疲れないし、頑張れるんだよ。 40代入った途端、めっちゃ疲れるようになるし大変だよ! と聞いていた。 ビビりながらも、その40代に突入して、大して30代と変わりなく 生きてきたつもりだった。運動もできるし、山も登れる。元気だ。 1年に1度の健康診断。 心肺機能が強すぎて、1分間の脈拍が50を切ることがある私の体。 体自体は毎年、健康そのもので引っ掛かることはな

          親の色眼鏡

          夫の転勤が決まった。 場所は某所。 昔、パワハラで有名になった地域だ。 義母が夫に 「あなた、大丈夫?嫌がらせとか、いじめとか合わない?」 と心配されたらしい。 衝撃だった。 夫は、どちらかというと、いじめやパワハラを受けるタイプではなく、 逆だ。やらないかを私は心配している。 上司に噛み付かないかを心配しているのに、 親になると、いじめられるかもしれない・・・と思うのかと・・・。 誰にでも牙を向けて生きている夫は、義母の目にはいつの時代の息子が 映っているのだろう。い

          最先端の不妊治療について学んでみた

          Instagramで流れてきた「不妊の原因を調べる検査」「最先端の不妊治療の最新情報」を全五回にわたって無料で教えてくれるという#バリノスカレッジの学びというものに応募して第一期の学びを終えた。 無料で膣内の菌の状態を調べてくれ、それについても教えてくれるという。 検査キットが送られてきて、採取方法など第一回目で教えてもらった。 ・第一回目は妊娠継続にはラクトバチルスという菌がいた方が良いということや 検査方法のやり方 ・第二回目は検査結果の見方、なぜラクトフェリン(錠剤)

          最先端の不妊治療について学んでみた

          本当の間違いは自分が正しいと思った時に始まる

          今、起きている戦争も、みんな自分が正しいと思っているから起きている。 揉め事は大体そう。 みんな自分中心にしか考えていないから。 8年前に新婚旅行にパタゴニアの山に登りに行った。 チリとアルゼンチンを跨いで自分たちで10日間ほどの日程でマゼラン海峡を渡ったり、山を登ったり、流氷を見に行ったり、ペンギンを見たり、最果ての地と 言われているウシュアイアにまで行ってきた。 一人だと行くまでに時間がかかりすぎて気が滅入るのと 世界旅行に行く人たちが口を揃えて、物価が世界一高いと言わ

          本当の間違いは自分が正しいと思った時に始まる