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タイで心臓止まりかけた話

中国の友達家族とタイで待ち合わせして、一緒に旅行した。
私は息子と二人。
友だち家族は、子ども二人、
夫さんと14歳の甥っ子くんで5人。

grabアプリを使い、何度も移動した。
皆で7人だから、2台呼んで移動する事が多かった。
grabアプリは、ご飯などの配達もしてくれるけど、近くにいる車に目的地まで、安くで連れて行ってくれるシステムで、かなり便利だった。

同じ運転手に当たることもあった。
それで、油断したのがいけなかった…。

中国人の友達の甥っ子くんは14歳。
バスケで膝を怪我して、ゆっくりしか歩けない。grabは呼んだらすぐ来る。
5分以上運転手を待たせるとキャンセルされるので、基本、来てもらう場所で待機してから予約が必要だ。

sanctuary of truthというパタヤにある木のお寺から、駐車場まで歩いて10分ほど。中にいるときにgrabを予約したので、駐車場まで急いで先に私と息子で行って、grabに待っていて貰うよう伝えた。
甥っ子くん到着まで15分ほどかかるから。

暑かったし、来てくれたgrabのお兄ちゃんは、一昨日も乗せてくれた人だった。
子ども2人が寝てしまって降りれなくなったが、起きるまでニコニコして待っていてくれた人だった。英語も少し通じた。

Hello,again!!

と言って、足が悪い子が来るから待って欲しいこと、迎えに行って来るから、息子を暑いので車に乗せて欲しいことを伝え、甥っ子くんを迎えに行った。

甥っ子くんと駐車場に戻ったら、
grabタクシーがいなくなっていた。
心臓がギュッとなり、息が止まりかけた。
8歳の息子が乗っている…。

5分も経ってない。

grabアプリは、今、タクシーがどこにいるか分かる追跡機能や、運転手とチャットのやり取り、電話ができるシステムがある。
それを切られたら終わりだ…。

どこにいるの?
早く帰ってきて!!

と呼びかけたら、すぐに戻ってきた…

『なんだったの?
なんで移動したの?』

と聞いたけど、英語は伝わらなかった。
前を向いて運転している。

車に乗っていた息子に
『何か言われた?』
被害がなかったか確認したが、

何も言わずに動き出した…との事だった。 

なんかされたらボコボコにして
飛び降りようと思った。
と8歳息子。空手をやっている。
心意気は素晴らしい。

息子一人、車に乗せて、
その場を離れた私の責任だ。
何もなくて良かったけど、かなり反省した。

彼に当たったのが、2回目だという事で油断したのもあるけど、
性犯罪などは知らない人ではなく、
知ってる大人が子どもに手を出すことの方が
多い事を思い出した。

実際問題、何故移動したのかが分からないから、疑うのもお門違いかもしれないのだが、
駄目だ。
何が起こるか分からない事を想定して
動かなければならなかった。

平和ボケしてる自分を悔やむ。

中国の友達が、中国人がkidnap(誘拐)されて多額の身代金払ったのに殺されて見つかる事件がフィリピンで起きて、東南アジアに行くのを嫌がる人が増えたと後で教えてくれた。

タイは、住んでいたし、何度も来ているので安心しきっていたけど、子どもの安全面の配慮が足りなさすぎた。何もなくて良かったけど…。

自分の反省として、書き残しておく。

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