article
Territorial behavior can be seen in many contexts. Try leaving a coat or a bag on a public seat in a fairly crowded room then stand back and watch. Most people are hesitant to move an article that has been left on a seat, even if the person who left it is not around and has no right to reserve a seat in this way.
hesitant>hesitate ためらう
territorial>territory 領土
behavior>behave ふるまう
try ~ing 試しに~やってみる cf. try to ~
crowded 混雑した
太字(下線部)を和訳せよ
基本的に、下線部和訳問題は、下線部だけで問題を解くことが可能。しかし、そのまま和訳すると、ちょっと意味がわからなかったり、単語の訳し方で変な感じがすることがある。
この問題もその典型である。
たいていの人は座席に置き忘れられた記事を動かすのは気が進まない。
article=記事
いうことは、英語を学習したことがある人には当然のこととしてわかっているはずである。articleは多義語として知っている必要性は特にないと思われる。
Char Gpt大先生より
通常、日常のコミュニケーションや一般的な文書では「article」が「記事」として使われることが一般的です。
そういう時は、前後の文を読む必要が出てくる。大学入試や模擬試験など。
ここでは、前の文で、コートやバッグを試しに置いてみなさいと述べられているので、その言い換えがarticleだと気づいてもらいたい。そうだとすれば、articleはものと訳できればいいのではないか思われる。
ちなみに記事やシートと言った言葉から、勝手に雑誌や本、新聞などと訳さないように気を付けてもらいたい。
なお、territorial behaviorがわかりにくいのでreserve a seat in this way(ものをおいて座席をとっておく)で具体化されていると気づいてもらいたい。
この問題で気に入ったのはやはりarticleの意味を考えさせるところだ。
当然、普通に考えると記事と訳してしまうと思うが、おかしいなと思ったら、ちょっと立ち止まって少し考えてみようということを教えてくれる。特にこれから大学受験を控えている人や英語学習をしている人はこのことを忘れないで。
ほかにも、territorial behaiviorみたいな専門用語?で意味がわかりにくいものは、ほかのところで具体化されていて、その内容を考えられるようになっているところも気に入っている。
この短い文章でいろいろと考えさせてくれる、英語の学習の助けとなる良い問題だ。これはベネッセの昔の問題である。この問題作成者に賛辞を贈りたい。(笑)
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