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先のことに気を取られる話(2024.6/12の日記)

 アルバイトの日。一週間ぶりの早起きで朝から憂うつだった。なかなか起きられない。遅刻ギリギリでバイト先に着いた。しかし暑い。

 後輩が誕生日プレゼントをくれた。すごく嬉しかった。私のことを考えて選んでくれたというそれがもう嬉しい。
 人からものをもらったとき、実際に使った感想を言うべきかどうかちょっと考えた。ありがとうを伝えたいし、嬉しいを表したいから使ってどうだったか言いたい。だけど一対一のときじゃないと難しいかなと思った。今日シフトが一緒だった人は、ありがたいことにみんなプレゼントをくれたのだけど、ものが違うし、多分また誰かの誕生日に送り合うのだと思う。ここで比較が起こるのが一番嫌だから、直接伝えるのが難しいと思った。みんなそんな曲がったことを考えるような人じゃないと分かっているけど。

 直接伝えて良かったと思ったのは、リップをくれた社員の人が、どういう考えでそれを選んだのか教えてくれたことだった。似合う色をどう決めたとか、店員の人とどう相談したとか、そういう経緯を教えてくれた。そうやってたくさん考えて決めてくれたというのがとてつもなく嬉しかった。自分もこの人に同じくらい返したいと思った。人の誕生日プレゼント考えるのって難しすぎるから、その分かなり嬉しかった。

 最近、考えがとっちらかるのがまたジワジワ起こっている。不安なことが待ち受けていると分かったからだろうか(夏休みが丸ごと潰れる授業のカリキュラムの話)、気がつくとそれにばかり気が取られて、目の前のことを順序立てて考えるのが難しくなった。しなきゃいけないことを後回しにするのはまあ、元々だが、それをできる!と思いながら全くやらないのだ。根拠の無い自信が湧いては、結局やらなくて虚無になるのを繰り返している。どうも調子が悪い。

 やらなきゃいけないことの大半が、夏休みがまるごと潰れる授業のカリキュラムへの準備で、以前も同じようなことがあったときに同じようにうだうだ言っては病んでいたのを思い出した。この準備に少しでも関連するやらなきゃいけないことに対面したとき、半分無意識でこれを避けようとしている。課題とか、連絡とか、次の授業までに調べてくることとか、そういうのを最大限後回しにしてしまう。だから授業の直前まで課題をやる羽目になるし、日程の計画が上手くいかなくて結局落ち込むことになる。
 落ち込むのは最悪いいとして、他者に迷惑をかける可能性が高まっているのが良くない。計画とか課題は、調整したりチェックしたりする相手がいる。遅れてもダメだし、やっぱできませんというのもダメだ。これ、社会に出たら(というか今からでも)絶対できなきゃいけないことなのだけど、どうして私はこんなにできないのだろうか。できないって言うのはおこがましいな。やらないだけだから。


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