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本屋さんよ、永遠(とわ)に…の話(2024.2/1の日記)

 前日の日記で書いたが、今日は正午が締め切りのレポートを提出しなくちゃだった。目覚まし一発で早起きした。2限の授業にも間に合いたい。

 レポートを今日まで提出していなかった同士がたくさんいてびっくりした。印刷室は人でいっぱいで、その場でレポートを書いている人もいた。私が言えたことじゃないが、さすがに大丈夫か?と思った。私の方は無事に印刷、提出できました。

 午後は5限だけだった。空きコマでテスト勉強をした。そう、今日はテストの日だ!!!
 完全にこの空きコマをあてにしていたので、この時間だけでどうにか勉強したことにした。それなりの点数はとれたと思う。「完全ノー勉でさ…」といった話し声が聞こえて、大丈夫か?と思った。自分に余裕ができると他人を指摘するの良くないと思う。

 それから帰りに本屋に寄った。おや……???


 「本買わずの誓い」は……?



 お前!あの誓いを破ったんか!!!

 

 だって、オレ、本に呼ばれた気がしたんだ……。



 茶番はどうでもいいのだが、芥川賞が発表され、好きな小説家が好きと言った小説が重版になり、好みの短編集を見かけたら買わずにいられないだろう。私はいてもたってもいられないぞ。

 それからとうとう覚悟を決めて文芸誌の定期購読を頼んだ。本屋さんに無い本は今まで諦めてネットで買っていたのだけど、どうやら本屋さんで買った方がいいらしい、というSNSの投稿を見かけた。本屋さんの手柄になり、手間賃(送料や手数料)のことは考えなくてよくなり、売れ筋の傾向も分かる、という話だった。なら買うだろ。

 私が頻繁に行く本屋さんは小さく、古く、品揃えが良いとは言えない。でも店員さんが親切で、丁寧に並べられた本が探しやすくて好きだ。平置きされているとついつい手に取りたくなる。そして毎回2,3冊は買って帰ってしまう。
 この本屋さんはレンタルDVDのブースが併設されていたのだが、最近になって閉店してしまった。それが自分で思っていた以上にショックで、本も売らなくなったらどうしようと思った。前に、気がついたら地元の本屋さんが閉店していたことを思い出した。そうはなってほしくない。

 本屋さんの棚をよく見ると、至る所に「店頭に無い本はお取り寄せいたします」「お探しの本が見つからなければ店員にお声がけください」と張り紙があった。「そこまで言うならやってやろうじゃねぇか…」が、店員さんに話しかける覚悟を超えるのは難しかった。毎号読みたい文芸誌ができて、これはチャンスだ!と思った。手続きはどうってことなかった。

 私は紙の本が好きだ。すごく好きだ。ずっと好きでいたいと思う。今度は1万円分とか、値段を決めて本屋さんに行こうと思う。新しい出会いがあるかもしれない。

 私には「本買わずの誓い」は難しいです!!!スンマセン!!!アパートの床抜けたらメンゴ!!!!!

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