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本屋さん無くならないで、の話(2024.4/6の日記)

 アルバイトの日。昨日休んだからもっと頑張れると思ったが、あんまり好きじゃないパートさんが言葉を強く思想を語っていて、それに撃たれてしまってあんまり頑張れなかった。先日の飲み会で友人に、最近パートさんのことがどうしても嫌で…という話をしたためか、パートさんとの仕事を友人が積極的に買って出てくれた。すごく気が楽で助かった。その分友人が食らっていた。どうにかならないか。

 先日のアルバイトで早く出勤した分、早く帰っていいよと言われたので時間ができた。本屋さんに寄った。

 アルバイト中、お客さんが本屋さんがどんどん無くなっている話をしているのを聞いた。社員の人に聞くと、実際地域の他の本屋さんが気づいたら無くなっていたと教えてくれた。本屋さんが無くなるのは嫌だ。すごく危機に思った。

 危機に思っているところへ、姉からLINEがあって「近所のショッピングモールの中の店舗が2つ無くなるらしい」という内容だった。このショッピングモールの本屋さんも、去年かそのくらいに閉店した。そんなのばっかだ。嫌になる。私一人、一客として何もできないのが嫌になる。

 だから帰りにお気に入りの本屋さんに寄った。今まで自意識のせいでできなかった取り寄せの注文をした。(注文したい本が)いっぱいあるんですけど、と言ったら店員さんはメモを取りながら聞いてくれた。ほしい本の題名を読み上げるのはちょっとだけ恥ずかしかった。でも丁寧に対応してくれて、店員さんは届いたらまとめて電話すると言った。楽しみだと思った。

 帰りに自動ドアにある張り紙が目に入った。営業時間短縮のお知らせだった。私には何ができるのか、何をするべきなのか分からない。次に欲しい本があったときもこの本屋さんに行こうと思った。たくさん買おうと思った。それでいいのかなと思った。

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