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賢いフリをして討論する話(2024.7/17の日記)

 アルバイトの日。アルバイトの日はアルバイトの日としか書きようがない。今日もお客さん少ねぇな~と思いながら働いた。

 最近アルバイト先が夢に出てくるようになった。今日は制服を忘れてアルバイトに行き、それを隠してごまかすように働く夢だった。絶対バレている。

 友人と久しぶりにシフトが被る日だった。久しぶりだねと言いながら近況を話し合った。シフトも被らないし授業も被らないので、最近のことで知らない話がたくさんあった。最近眠れないという話をした。友人には、いっぱいご飯を食べて涼しいところで寝てねと伝えた。

 後輩とも久しぶりにシフトが被った。後輩は恋愛の近況を教えてくれた。「今世紀最大の勇気を出したんスよ!!」と言っていた。後輩は四半世紀も生きていない。最大を観測するのが早くて面白いなと思った。後輩にはハッピーになってほしいと思う。そんな感想しか出せないのが申し訳ない。

 後輩や周囲の人の恋バナを聞くたび、その感情を持っていない自分を恥ずかしく思い、どうしてかなと疑問に感じるようになった。そうやって他者の幸せを一番に考えず、自分に置き換えている自己中心的な感情に気づいて、自分って嫌な奴だな~と思うまでがセットだ。尊敬や憧れ以上の好きを見つけたいなと思う。自分に好きな人ができれば、他者にそういう目を向けなくて済むと思うから。結局他者の幸せがどうとか考えていない。

 後輩や友人と熱心に討論して(大抵社交の場でどう振る舞うのが正解かについて)、時間になったのでまたねと言って帰った。仕事らしい仕事をしていない。お給料は出ている。

 友人に誘われて、友人の部屋で一緒に夕食を食べることにした。課題をやったり、アルバイト先の話をしたり、討論の続きをしたりした。私たちは、どう振る舞うのが正解か常に求めている。なんか、ここまで書いておいてなんだが、そこまで高尚なことを考えていない。自分たちこそ真面目で、様々なことに悩んでいると思っている。

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