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親の介護を考える

最近特に話題になる「親の介護」
親自身も子供さんも両方が真剣に取り組むべき問題の1つです。

これが苦になり事件が起きる事例もあるお話です。

今日はそんな親の介護についてのお話です。

【地域包括支援センターで無償で相談できる】

定年を迎えても、60 代ではまだまだ元気で自身の介護の心配はしていないかもしれません。

親の介護問題に、すでに直面している人は多いのではないでしょうか。離れて暮らす家族に介護が必要となった とき、どのような対応をすればよいのでしょうか。

離れて暮らしているか同居しているかに関わらず、親の介護を考えるようになったら、まず地域包括支 援センターに相談をします

地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活するこ とができるよう、様々な支援をしてくれます。 地域包括支援センターでの相談や支援は無償です。
相談内容によって、それぞれに必要なサービスを紹 介してくれたり、介護が必要になる前から相談することも可能です。
介護に関しての困りごとはなんで も相談してみましょう。

【親が住んでいる地域のサービスを探す】

地域包括支援センターでは、市区町村が発行する高齢者向けサービスを紹介したパンフレットをもらう ことができます。
サービスは住んでいる地域によって異なりますので、親が離れた地域で暮らしていて 直接足を運ぶことが難しい場合は、パンフレットを郵送してもらうと楽に調べられます
パンフレットには、介護保険の対象外サービス、例えば自治体や民間が行う配食サービスや買い物に行 くときの送迎サービスなど、多様なサービスが紹介されています。

可能であれば、サービスを利用する 親と一緒にパンフレットを見て、本人の意向を確かめながら利用を検討しましょう。 介護費用については、介護を受ける人の預貯金や年金などから支払うことが基本となりますが、家族にも大きな負担がかかることが少なくありません。
費用についての悩みも家族だけで抱え込まず、地域包 括支援センターで相談し、公的な給付や支援について聞いてみるといいでしょう。

【民間の見守りサービスを活用して万が一に備える】

公的な給付金などの利用はできませんが、近年、離れて暮らす家族が安否を確認できる「見守りサービ ス」事業を多くの民間企業が展開しています。
たとえば、ガス会社がガスメーターのデータを利用して、安否確認をするなど、既存の技術の応用で、工事費などの高額な初期費用をかけずに利用できるサービ スもあります。
本人にとっても家族にとっても、最善の形となるよう検討していきましょう。

日本郵政→見守り訪問サービス 

月1回、郵便局が利用者宅へ訪問。30分 程度の会話を通して生活状況を確認 し、家族へメールで報告
月額2500円

関西電力→はぴeまもるくん

普段の電気使用量から生活リズムを推定し、リズムがいつもと異なる場合、事前 に登録したメールアドレスに連絡が届く
無料

TEPCO→遠くても安心プラン

家電を使っている様子を確認し、普段と 様子が違った場合、事前に登録したメー ルアドレスに連絡が届く。訪問確認も依 頼できる
レンタルコースは初期費用 3,300円、月額3,270円(税 込)、訪問確認は年2回まで 無料(3回目以降は14,300円

他にもさまざまな民間サービスがありますので、ご自身で調べたり、地域サービスを活用しよりよい、将来設計をしておきましょう。

今日はこのへんでー





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