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秋の夜長に【1% 読書術】

「週に一冊本を読んで、読書を習慣にしてみたい」

という思い付きのままに、始めてみました読書月間(とりあえず)。かろうじて『読書の秋』に滑り込めたと思います。セーフセーフ。

そんなわけで、最初に読もうと思ったのが
【1% 読書術】 マグ(著)

わたしは「形から」ではなく「本から」入る方なので、このような手引書は大好きです。

今では「読書家」と言われて成功しているが、かつては本が嫌いだった。や、人生における負け組だったが、読書をすることで勝ち組になった。

……などのサクセスストーリーも大好きです。
そのエピソード自体が一つの物語になっていて、ワクワクするんですよね。

こちらの著者、マグさんも中卒(高校中退)で、バカ(自称)という経歴の持ち主。
不器用なりに本を読み続けて「読書から受ける多大な恩恵を、身をもって知った」と言うことで、ご自身が確立した方法を書かれた本です。

チョロいわたしは、これだけの『物語』で大満足なんですが、せっかくなので読書のコツを少しでも掴めればありがたいよね、と思い読了。

タイトルにもある「1%」が、様々なところにエッセンスとして使われています。「1%の時間」「一冊の中の1%」「1%の継続と成長」……

すべて実体験から来る言葉なので、説得力が違います。「なるほど~」と思える内容がたくさんでした。

ザックリまとめて言うと「本は頭から全部読む必要はない」系です。ビジネス書・実用書の読み方であり、小説の読み方ではないです。

本によって読み方を変えて楽しめば良いので、これはこれでアリ。

なんですが、個人的には「必要な個所だけを読む」「目次から目的の箇所を見つけて読む」だけでは正直物足りないと感じました。
だって勿体ないもん(笑)
ですので、たくさん書いてあるコツの中から、自分に合うモノをカスタマイズしていければ良いかな、と。


自分が「知らない」ことさえ「気付いて」いない。
この状態を『不知』と言います。
不知を無くしていくことで、認識が広がっていくわけですね。
まずは興味のあることからしか入っていけませんが、少しずつでも世界を広げていければ、もっと人生が楽しくなるんだろうな、と思いました。


何とか週に一冊読めたので(やればできるじゃん)、習慣にするべく、続けていきたいと思います。

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