もっと軽くなれるはず、と思った話
先日、靴を買ったんですよ。
前に履いていたスニーカーのソールにヒビが入っていたのに気付いてなくて。
雨の日に「何だか靴の中が湿っているような……?」
と思って見てみたら、靴底がパックリと二つに割れてました。
他に靴を持っていないわけではないけども、新年だし、靴も新調したくて購入しました。
店に寄っている時間が取れなくて、でも早く欲しかったので通販で。
「靴を実際に履かずに
通販で購入するなんてありえない!」
と言う人もいるでしょう。
わたしもそう思わなくはないんですけどね。(おい)
購入するのはスニーカーなため、多少の誤差はどうにかなるんですよ。
今まで数足購入した経験において、幸いに失敗がなかったので、今回もそうしてみたわけです。
お正月だし、何となく気分がね、浮ついててね。
で、靴が到着して確認してみると、色味も形も写真の通りで、問題はなさそうです。
その日の天気が晴れだったのも、気分を良くする理由の一つでした。
さっそく新しい靴を履いて、意気揚々と出勤。
しばらく歩いていると
なんだか足が痛くなってきたような気が……?
最初は「まだ履きなれてない靴だからね」と、違和感に蓋をしていたのですが、段々無視できないくらい痛くなってきます。
左足の親指あたり。
いわゆる外反母趾で痛む箇所が、合っていないようでした。
見た目は外反母趾に見えませんが、改めて自分の足を見てみると、どうやら左右で足の幅が多少違うのに気が付きます。
しばらく履いていると、少しずつ慣れてくる感じがあったので「その内に靴も足にあってくるだろう」と思って、あえて気にせず継続して履くことに。
そして数日。
痛い足をかばうようにして歩いていたため、微妙に変な歩き方になり、身体のあちこちに負担が掛かっていました。
整体の仕事をしている人が、こんなことじゃダメじゃん。
と我に返って、他の靴に履き替えました。
なんて快適。
まっすぐ歩けるって素晴らしい。楽しい。
合わない靴をガマンして履くのって、本当に無理だと感じました。
歩き方に意識を向けることはあっても、靴の違和感を気にすることなんて今までなかったので、さすがに少なからず反省しましたよ。
で、他にも自分に合ってないのに、ガマンしてることはないかな?って思ったんですね。
今までずーっと『今のわたし』で過ごしてきているので、無理したりガマンしたりと気付いてないことがあるんじゃないかと。
もう無意識ですからね。
気にしないと気付けません。
これ、身体も心もそうなんだけど、そして皆がそうなんだけど、無理してることに『本当に気付いてない』んですよね。
わたしは来店されるお客さんにお報せするのが役目・仕事の一つだと思ってて、「ココがこうで、ココはこんなになってますよ」とお伝えします。
言われないと気付けないからね。
だけど本当は、自分でも気付けるはずなんですよ。
気付こうと思えば。
合う靴であれば軽快に歩けるように、自分の本体だって、もっと軽くなれるはずだよな~と。
今年の目標の一つは『軽く、気楽に』なので、いろんな重りを外していこうと思ったのでした。
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