#34 でも、たりなくてよかった たりないテレビ局員と人気芸人のお笑い25年゛もがき史″

題名:でも、たりなくてよかった たりないテレビ局員と人気芸人のお笑い25年゛もがき史″
著者:安島 隆
発行所:株式会社KADOKAWA

【説明】
「たりないふたり」の秘話満載! コンプレックスこそ人生の武器になる!!

己のコンプレックスこそ人生の武器になる! 南海キャンディーズ山里亮太とオードリー若林正恭による伝説の漫才ユニット「たりないふたり」の仕掛け人が、コンビの「じゃない方」として燻っていた二人との出会いからユニット結成、そして動画配信史上最多の5万5000人が視聴した解散ライブまでの12年間のすべてを生々しく描く! 演出家として誰もが知るほどの大ヒットを飛ばしたわけでもない。会社員として仕事術を語れるほどの成果を上げたわけでもない。キャリアは山あり、谷あり。圧倒的に、谷多めで深め。お笑いとテレビとライブの波間で必死にもがくテレビ局員の姿は、会社や学校、家庭で上手に生きられない「たりない」あなたの胸に突き刺さる! ブレイク前の人気お笑い芸人たちとの知られざるエピソードのほか、山里亮太、若林正恭とのスペシャル対談も必読。

【感想】
「明日のたりないふたり」のみ視聴したことがあり、その時は二人の関係性やコンセプトを理解していなかったにも関わらず、非常に面白く、感動した覚えがあった。
そのため、SNSで当書籍の発売告知が目に入った時点で、購入をすることは決めていた。
個人的に、周りの環境や世間一般と比較すると人それぞれどこかしら、「たりない」部分はあると思う。
しかし、厄介なのはそこへの感度(感じ方)も人それぞれだということが大事で、私はどちらかというと「たりない」部分に対して重く受け止めてしまう方である。
オードリーのオールナイトニッポンが好きで毎週視聴しているが、若林さんが「20代は1秒たりとも戻りたくない」と仰っていたことを思い出した。
当書籍を読んで、「たりない」ことに焦点を当て、エンタメに昇華してくださったことで救われた人は多くいるだろうし、個人的に他の「たりないふたり」も非常に観たくなった。

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