未練

世界1かわいいふわふわが家にいます。 それなのに今日もがんばれそうにない。

未練

世界1かわいいふわふわが家にいます。 それなのに今日もがんばれそうにない。

最近の記事

むなしさ

最後の中南海に火を点けて、恋人からのラインを無視して、この文章を書いている。無性に死にたい時がある。 今日がそうだ。 中南海は、ネットの友人がお土産でくれた京劇デザインのあんまり日本じゃ手に入らないもの。この1本を吸い終わったら、もう人生で吸うことはないだろう。そんなものをろくに吸いもしないで風に流させて、こんなものを書いている。だれが読むんだかわからないけれど、文章は読ませるためだけにあるんじゃないと思う。 あ、火が消えた。 心を整理するのに、私は文章という方法しか知ら

    • 1番じゃない

      友人は多くいる。 きっと、多分、多いほうだと思う。けれど、その誰にとっても1番じゃない。そのことをひどく切なく思う時がある。 親友、という言葉を、私事として聞いたことがない。私には親友はいないし、私を親友と呼ぶ人もいない。先日友人と呑んだ時に、当たり前のように「結婚式に来てね」と言われた。嬉しかった。お話も下手で、友人のことをなんの気なしに振り回す私が。結婚式に呼んでもらえる友人の数に入った。そのことは誇らしかった。 この間流れてきた動画に、結婚式に呼ばれすぎてお祝儀で

      • コールアンドレスポンス

        好き、に好きと返せなかった。 理由ならいくらでもある。東京まで毎月新幹線で会いに行くのはしんどいということ。恋愛経験が同性相手ではまだまだ少なかったということ、若かったし、お金もなかった。恋愛の進め方も知らず、多様性もあまり肌にはしみていなくて、しかも私の生活にはついこの間SNSが入ってきたばかりだった。情報を扱い慣れていない私には、他人の経験から学ぶこともできなかった。けれど、1番は、女の子が真剣に恋をしたときのひたむきな情熱に向き合う勇気がなかったことだと思う。 私は

        • バイトを始めた時の話

          バイトをすることにした。 まさかの不動産系ということで、しかも営業の真似事をやるということで。私は怖気づいたけど、その頃には自分ができつつあった。興味が出たことは全部突っ込んでみようと大学生活において目標を掲げて、私はわくわくしていた。怖気づくよりもそっちのほうが強かった。 となればメイクだ、と私は思った。ジーンズとシャツは似合わないことはよく分かった。さらりとした着こなしは似合わないから、不本意ながら、自分の丸顔に合うメイクをすることにした。そろそろ自分がわかってきた。

        むなしさ

          ふわふわについて

          我が家には、ふわふわがいる。 ふわふわは、4歳、キャバリア。みずがめ座、Lサイズの乙女だ。うぅ、これだけの文字列でかわいい。これだけでかわいいって反則だ。 かわいいは正義だし、人生イージーモードであって然るべきだ。めちゃくちゃかわいい。肖像権のために写真は載せないけど、もうびっくりするほどかわいい。毎日新鮮にかわいさに驚く。おかえり〜、って走って迎えに来るだけで死にそうだ。小さな死を毎日迎えてるかも。それくらいかわいい。いとしい。 どれだけでも稼いできてあげたい。あいし

          ふわふわについて

          日記

          大学生になった。 いい加減、おしゃれなんてチャラチャラしているという価値観からは解放され、そろそろちゃんとおしゃれすることを求められる。なので私は、昔から憧れていた洗いざらしの白いコットンのシャツにジーンズと言う出で立ちをまず試してみた。そして鏡の前に立った。それから、がっかりした。 笑ってしまうほど似合わなかった。その出で立ちが似合うには、スタイルの良さが必須らしい。知らなかった。高校時代はなんとなく勉強をしていて過ぎていった。しまったと思った、こんな悲しみは、もっと若