キャライフ

シンギュラリティを迎えた時、AIに仕事を奪われますか?

こんにちは、株式会社キャライフです。
最近頂く質問でとても多かったので、お答えしたいと思います。

もちろん奪われる仕事はたくさんあるでしょう。
でも奪われない(正しくは奪えない)仕事もたくさんあると私は考えます。
比率はまちまちでしょうが、職種や業界で決まることではないと思います。

何かの職種においてレベル分類をした場合、
Aレベルのクオリティで仕事ができている人は奪われない。
BやCレベルのクオリティで仕事をしている人は奪われると思います。

どういうこと・・・?

かというと、BやCレベルで仕事している人は、
単純作業になっている可能性が高いためだと思います。
単純作業はどう頑張っても機械の方が精度もスピードも効率がいい。
そういう仕事はきっと奪われるでしょう。

私が考えるAレベルの仕事というのは、
創造性やクリエイティブな発想など常に考えることを忘れずに仕事をしている方です。
同じ営業だとしても「人間的な仮説」を立てて、
PDCAを回すことは機械の苦手分野だと思います。

機械とは最大限の効率性を重視するため、
非効率な感情や行動をする人間の性質を仮説することはなかなか難しい。


◆例えば人材紹介事業のアドバイザー職は?
求人紹介の能力にフォーカスした場合、例えば下記のようにレベル分けします。

Aレベル・・・求職者の人格や性格を踏まえて本質的な求人提案
Bレベル・・・聞いたことを素直に条件に入れる求人提案
Cレベル・・・応募できる求人をひたすら紹介する求人提案

求人提案はすでにAIを搭載したレコメンド機能というものが存在します。
現状ではまだまだ精度は低いですが、
近い将来ある程度のクオリティは担保されるでしょう。
その時、B・Cレベルのアドバイザーは間違いなく淘汰されると思います。

ただ、Aレベルのような、
過去や未来、性格や環境などの定性的な領域を踏まえた求人提案は、
私達の世代が活躍している時代のうちはまず追いつけないと推察しています。


だからこそ仕事選びは会社の規模や福利厚生などの目先の安定ではなく、
どこでも通用する「職能(スキル)」という個人資産を得ることが何よりもの安定だと思います。

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