コーヒー生豆は焙煎前に洗うべきか
こんにちは。
自家焙煎珈琲caffinesのTakuyaです。
以前以下の記事で焙煎前〜焙煎後までの流れについて書きました。
焙煎前の準備段階として、生豆のハンドピック(欠点豆を取り除く作業)を行います。
そのハンドピック前後で行う作業として、生豆を洗うという作業を行う方もいます。
この生豆を洗うという作業については、する必要があるという人もいれば、する必要がないという人もおり、人によって分かれるところ。
ちなみに私は洗わない派です。笑
今回は実際のところ、焙煎前に生豆を洗った方がいいのか?ということについて書いていきます。
生豆を洗う理由
生豆を焙煎前に洗う理由は以下の通り。
生豆の汚れを落とすため
コーヒー生豆は収穫後、”精製”という工程を行います。
生産国によっては、精製が終わった物がそのまま出荷されます。
精製が終わった生豆はある程度汚れがあるので、この汚れを落とすのが生豆を落とすというのが理由の一つです。
ハンドピックで取り除くぐらいで問題ないものもあるので、ここは豆によりますね。
生豆のチャフ(薄皮)を取るため
コーヒー生豆はチャフと呼ばれる薄皮が付いています。
チャフは焙煎中に燃えることで、場合によってはスモーク臭の原因になったりします。
また、焙煎機によっては焙煎中にチャフが飛び散るので、水洗いをしてチャフを取るということを目的に生豆を洗う人もいますね。
欠点豆を見やすくするため
生豆を水で洗うことで、目立たない汚れなどを見つけやすくなります。
ハンドピックの時にイマイチ違いが分かりづらいという人は、洗うことにより欠点豆が発見しやすくなります。
洗ってから焙煎することで仕上がりは変わるのか
結論から言うと、個人的には正直違いが分かりません。笑
生豆を洗って焙煎することで、汚れが取れて雑味が抜けることにより、味わいがクリアになると言う人もいれば、コーヒーの成分が抜けることで味わいが薄くなるという人もいます。
正直かなり感じ方に個人差があるかなと思います。
生豆を洗う洗わないは自由
生豆を焙煎前に洗う洗わないは完全に自由かと思います。
チャフが飛び散ることを嫌う人や、欠点豆を見つけるのに慣れていない人は洗うのもありかもしれませんね。
ただ、個人的には生産国による生豆の違いをハンドピックの段階から見たいので、あまり洗うことなくそのままの状態で焙煎したいなと感じています。
もちろん個人の考えなので、一概に洗う洗わないのどちらが正解かは分かりませんが、色々試してみるのが一番良いですね。
最後に
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