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クミン使いの話

スパイスの中でも使いやすく、料理のバリエーションが広がりやすいのがクミン。
これさえあれば、カレー的な味付けだけでなく、トルコやモロッコ風のエスニック感のあるお料理も気軽にできるので登場頻度高めです。
そして、このスパイスに合うお肉と言えばやっぱり羊!独特の香りにはクミンのすっきりとした香りがめちゃ合う!しかしながら、羊肉って苦手な人も多いという問題も。また最近、手に入りやすくなったとはいえ、良いものが中々売ってないのも残念ですな。
なので今回は万人ウケしてクセがなく、なぜかエスニック感のある砂肝のクミン炒めのメモでございます。ちなみに西アジア、中東エリアで砂肝がどんな扱いなのかはよく知らんのはご容赦くださいませ。あと今回、クミンはパウダーとホールを両方使ってて若干ハードルあげてますが、どちらかだけでも美味しいでっす。
そして一緒に炒めるのは、青菜など見た目良しな素材ではなく、ストイックにタマネギ!クミンの香りに炒めたタマネギの香りってめちゃ合うんですよー!

まず、砂肝(200g)は銀皮を剥いでおきましょう。ちなみにちゃんと下ごしらえすると砂肝って割と歩留まりの悪い食材なんですよねぇ。なので今回は銀皮もクミン揚げにしてしまいました。これまた美味しいけど作り方はこの記事の後半で。
砂肝本体は酒(大きめスプーン2杯)とニンニクチューブ、ショウガチューブ(各2cm分)と塩(小さめスプーン1杯)そしてパウダーのクミン(小さめスプーン2杯)でよくマリネ。
玉ねぎは1個を繊維に沿って厚めの薄切りに。
そうしましたらフライパンにサラダ油を大きめスプーン2杯ぐらい入れまして、さらにホールのクミン(小さめスプーン1杯)と種を抜いたホールの唐辛子(1本)を入れます。入れてから弱火。クミンシードがしゅわしゅわして香りが出てきたら、砂肝をイン。しばらくフライパンは動かさないほうが香ばしさがついてよいですな。そして片側に焼き目がついてそうになったら裏返し。
それからタマネギを入れて、さらに炒めますー。タマネギがしんなりよりももう少し炒め進めて、とろっとしてきたな、と思ったら頃合すい。塩と粗挽き胡椒で仕上げ。スパイス好きな方は追いクミンもおすすめ!
これで完成でっす。

銀皮のほうも同じ下味で、カリッと炒め揚げ(油の深さ1cm)で美味しくいただけます。

スパイス使いって日本人にはハードル高いですけど、味覚豊かな人には新しい体験をもたらしてくれるマジックなのでもっと一般的になるとええですな。

【テキトー分量】
砂肝 200g
タマネギ 1個
チューブ入りニンニク・ショウガ 2cm
パウダークミン、ホールクミン、酒、塩、胡椒、唐辛子 適量

#料理 #cooking #スパイス #クミン #砂肝 #タマネギ

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