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カフェ店主になって、一番相談されることは誰もが経験するアレでした

うちのお店はカウンター4席、大きなテーブルで6席の小さなお店です。そのため、お客様との距離が近くておしゃべりが弾むことが多々あります。なんなら、そのままお客様同士が仲良くなることも。

料理の話や家族の話、仕事の話などなど。いろんな話を聞かせていただきますが、流れから相談をうけることもしばしばです。

今日はカフェで繰り広げられる、そんな日常会話のお話です。

適度な距離が適度な居心地

まず大前提に、お客様同士の会話を盗み聞くことはありません。また、お客様から話しかけられない場合は特段おしゃべりせずに接客させていただいています。と、いうのも私自身が店員さんに話しかけられたら一生懸命しゃべってしまうタイプの人見知りなのです。そんなお客様でもここではゆっくりすごしていただきたい、と願いを込めてそのような方針を取らせてもらっています。

ですが、お客様から話しかけていただくこと自体は大好きな店主。「今日はだれかおしゃべりしてくれるかな」なんて思いながらお店に立っているのはここだけの話です。

良く聞かれるのは「沖縄出身なんですか?」「ずっとお店開きたいって考えていたんですか?」というもの。オープン以来、50回以上聞かれた質問な気もするので詳しくは後日お話しさせていただきます。(気になる人はお店で聞いてね)

こんな店主に相談されること

お話しの流れで身の上を話していると、気づいたら相談話に移っていることが多々あります。ですが、別に私は見るからに相談しやすいオーラに包まれた人間というわけではありません。単純に、仕事や居住地がのらりくらりと色々かじってきたので、何かと聞かれやすいということなのです。

例えば「店主1人でカフェをオープン」「群馬県Uターン勢」「沖縄の離島に2年間住んでいた」「フリーライター業を大学生からやっている」「教育系の仕事に従事していた」「新卒入社で人事を担当」などなど。我ながら自由に暮らしてきました。そんな経験をお話しするうちに「私もお店をしたくて…」「趣味を仕事にしたいけど…」「子どもが就活中で…」「今の仕事に悩んでいて…」と気づいたらキャリア相談会になることがしばしばあります。

経験値がそこまであるわけでない私ですが、ご相談いただくならばと真剣にお話ししていたら閉店時間になることも…!それだけ仕事やキャリアは大人の悩みの一番のタネということですね。

でも、それでいいのかなとも思います。悩むことも、投げ出すことも、逃げ出すことも、向き合うことも、戦うこともすべて経験となって何かしらにつながると思うので。それでもいま自分がやっていることが不安なときはいつでもお店で吐き出していただければと。

そんな不安をふわっと軽くできるお店を目指して、これからもロクゼロは皆さんと一緒に歩んでいこうと思います。


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