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ラ・リーガ 選手移籍発表の実態
こんにちは、カディス・ジャパンのAnaです。
『THE INSIDE LOOK』ではラ・リーガ1部所属カディスCFのスタッフ(広報部)が見る現地クラブのリアルな情報を発信しています。
すっかりご無沙汰になってしまいました。。。その間に日本からスペインへの渡航制限もなくなり、カディスにも夏が訪れ始めています。タンクトップにビーチサンダル、海辺で寝そべる用のイスを持って歩く人など、装いもすっかり夏模様になってきました。
カディスCFはといえば無事にプリメーラ残留を決めて、15年ぶりの復帰を遂げたクラブとしては文句なしの結果がでたのではないでしょうか。
カディスタの皆さん!
— カディスCF|日本公式🇯🇵 (@Cadiz_CFJP) May 8, 2021
今日も遅くまで応援ありがとうございました!
今日の勝利で勝ち点43🙌
プリメーラ残留がぁ、、、
むっちゃ確定したでーーーっ!!!
来季も一部で戦えるんやで!!!
むっちゃ最高!!!#LaLigaSantander 💛💙#VamosCádiz #LLNSN#むっちゃグラシアス 🍻🍻🍻 pic.twitter.com/tZ9W44w30f
街は大騒ぎだったんじゃないですか?とよく聞かれるのですが、意外とそんなこともなく、選手や監督のインタビューを聞いてもわかるように「来年の方が厳しい戦いになる」と地に足ついた感想を聞くことの方が多いです。
さすが110年の歴史を持つクラブ、ファンの感覚も肥えてるなぁと言う感じでしょうか。知らんけど。
選手の移籍情報
さて、オフシーズン中の大きな話題の一つといえば”選手の移籍情報”ですね。日本同様多くのサッカーメディア、また有名選手であればテレビのトップニュースでも移籍の話が報道されます。
クラブの中の人であれば、きっといち早く情報を持っているんだろうなー
私もそう思っていました。
もちろんクラブの方針も様々かと思いますが、カディスCFにおいてはスタッフも発表直前まで何も知りません!
弊クラブの練習場及び強化部は島の外にあるため(※過去記事はこちら)、オフィス内で立ち話を聞いてしまうなんてことも皆無です。
契約の話は非常にセンシティブな立ち位置をとっているため、うっかり話してしまうなんてことがあれば大変。それゆえ広報部長も「僕もギリギリまで知りたくない」なんて言っていました(笑)。
移籍発表の裏側
いやいや、広報部が全く情報がないってこと、ないでしょう!
そうですねぇ、さすがに0ということはありませんが知らされるタイミングは限りなく突然に近いと思います。作業にかかる時間で言うとクリエイティブを作る部分が一番時間がかかるので、この担当者は割と早めに情報を聞かされます。
先日アルメニア出身のハロヤン選手の獲得を発表しましたが、これでいうとクリエイティブ及びソーシャル担当が聞かされたのが数日前というところでしょうか。
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— カディスCF|日本公式🇯🇵 (@Cadiz_CFJP) May 27, 2021
🇦🇲新加入情報第一弾!!!!
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カザフスタンのクラブ、FCアスタナ(@fc_astana)より #アルメニア 出身のDFハロヤンが加入!2023年までの契約となります。https://t.co/XXg9MAANx8 pic.twitter.com/UTpIVw1KK1
その他のスタッフは直前に「xx時にニュースリリース出すからね」と聞かされた次の瞬間にはオフィシャルHPに情報が掲載され、本国SNSアカウントに投稿が完了されており、それから各国のアカウント担当は速攻で翻訳を済ませないといけないという流れです(リリース文言が事前に共有されるなんてことはございません)。
ということで、現地にいれば移籍情報もいち早く持っているのではないか?ということはそんなことないですというお話でした。笑
来シーズンの選手に関してはファンの皆さまと同じ情報量でワクワクしながら待っている毎日です!
Anaの小言
カディスは四方を海に囲まれているので基本的には多湿です。それに対して家のつくりが非常に古いので、日本では考えられないような問題に出くわします。小さい虫がわいたり、網戸がないので窓を開ければ違う種類の虫が入り、そしてなんと壁にはカビが生えます。全て身体に悪影響なので先日大家さんに問題を伝えたところ、2時間かけてお手製の網戸を付けてくれました。笑 地元の人たちも文句は言いつつこういった自然をしょうがないものとして受け入れて共存しているのを見ると、便利すぎる生活も忍耐の低下に繋がるのかなぁなんて思いながら暮らしております。
では、また!
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