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カディスCF フロントスタッフの日常

こんにちは、カディス・ジャパンのAnaです。

2020年12月より、ラ・リーガ1部所属カディスCFの現地スタッフとしてスペインに越してきました!日本で言う広報部のメンバーとして迎え入れてもらっています。

(正直に言うとほぼクラブとの確約なく渡欧し、現地に着いてから契約書を取りまとめるというそこそこ危ない橋渡る系でした。ふぅ。)

1年限定の滞在となりますが、些細なことを含めてスペイン現地クラブのリアルな日常・業務内容をnoteでお伝えしていきたいと思います。撮れ高&掲載許可取りによって、不定期であることを前置きしておきます(笑)。

まず初回は、クラブスタッフがどんな場所で仕事をして、どんな毎日を過ごしているかを書いてみますね。


カディス基礎情報のおさらい

欧州クラブでは通常なのかもしれませんが、カディスCFのオフィスはホームスタジアム、ラモン・デ・カランサの中にあります。「カディス」と言う時その都市名は結構広域を意味するのですが、よく写真で見る旧市街やスタジアムはいわゆる”半島”にあります。

<カディスの地理>
スペイン→アンダルシア州→カディス県→カディス

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(スペインの超南のほぼ島っす。一番近い都会はフラメンコでおなじみセビージャで、電車で2時間弱の距離になります)

ちなみにチームの練習場は”本土”の方にあるので、スタジアムとはちょっと離れているんですね。スタジアムからCiudad Deportivaと呼ばれる練習場までは車で30分弱です。

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広報チームの日常

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<スタジアムの入場ゲートには往年のレジェンド選手の名前が>

セルベラ監督率いる選手・スタッフ一同は練習場がある本土、マーケティングや広報といったフロントサイドはスタジアムがある半島で勤務していますが、常にトップチームに帯同している広報メンバーはトップのホセ、一人だけ(ホセの関連記事はこちら)。彼はスタジアムのオフィスと練習場を行き来し、試合はアウェイも含め全試合帯同しています。

(スケジュール鬼だろ)

カディスCFの広報部には、フォトのデザインスタッフも入れると常に一緒にいるメンバーとしては8人が所属しています。これは1部のクラブとしては非常に少ないようで、ビッグクラブになると広報部だけで30人以上いるとか…。マーケティングチームメンバーとはまだあまり話せていないのでいつかご紹介しますね。

広報メンバーは、通常はスタジアム内のオフィスで朝の9時半〜14時頃までニュースリリースを書いたり、取材対応したり、Webページ更新、SNS運用などをしています。コロナ以前は14時過ぎにお昼ご飯を食べに家に帰って、夕方またオフィスに戻るというルーティーンだそうで。

(スペインでは学校もですが、お昼ご飯には一度家に帰るという習慣があります。流石に都会ではないかもですが…)


Anaの小言

こちらに着陸してまずカルチャーショックだったのが、スペインの特徴なのか、カディスの特徴なのか、全てのことが超突発的ということ!スペイン到着二日後のこと、突然「11時半までオフィスにいるから今からくる?」とクラブの人から連絡が来たのがそもそも10時。い、行くけどまずオフィスの場所教えてくれ…という感じ。

ニュース出しも日本のように何日も前から「この日の何時にリリースね!」なんて決まっておりません。善し悪しを語る前に、まずは郷に入れば郷に従え。カディスwayを吸収していく所存です。


今後このINSIDE LOOKでもっと内部に入りこんだ情報も(怒られない範囲で)お届けしていきたいと思っております。では、また!

#サッカー #ラリーガ #スポーツビジネス #欧州サッカー  

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