【静岡】ゴルフのワールドカップも開催された名門コース！太平洋クラブ御殿場コース
国内男子ツアーで一番の人気と言っても過言ではない「三井住友VISA太平洋マスターズ」が今年も太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)を舞台に開催される。
毎年11月第2週に開催される当大会は、1972年の開催から今年で第52回目となる。
第50回目の開催を記念した2022年大会、千両役者の活躍を見せた石川遼がプレーオフで星野陸也を破り、3シーズンぶり、ツアー通算18勝目を飾ったのは記憶に新しい。
太平洋クラブ 御殿場コースの設計は、1970年〜1980年代にかけて日本ゴルフコース設計界の寵児と呼ばれた加藤俊輔。
自然の地形を生かしたコース造りが特徴で、耽美派と言われ、ビューバランスを大切にした美しい作風を持つ。
2001年には、WGC-EMCワールドカップ2001の会場に選ばれ、世界24か国・総勢48名の各国を代表するスーパースターたちが御殿場コースに集結した。
大会最終日、D.デュバルとともに米国チームとして参戦したT.ウッズが最終18番ホールで魅せたチップイン・イーグルは、奇跡のショットとして全世界に放送され、一躍「Taiheiyo Club」の名を世界へ知らしめることとなった。
そして2018年、17年ぶりとなる御殿場コースの全面改修が行われた。
コース設計は、全米オープン7コース、全米プロゴルフ選手権8コースなど220を超えるコースのリモデルを手掛けている“オープン・ドクター”ことリース・ジョーンズ。
さらに、世界と日本のトップレベルのトーナメントコースを知り尽くす松山英樹プロに監修を依頼。
ティーショットのIP地点を現在のトーナメント基準である280ヤードに設定し直し、すべてのバンカーは一から見直され、グリーン周辺の造形や池の形状などにも多数の変更が加えられた。
また、富士山がより美しく望めるよう大胆に樹木を伐採している。
昨今ゴルフ界は若手選手の活躍が目立つ。
近年の女子ツアーを10～20代前半の選手たちが席巻したように、男子ツアーも大きく若返りを果たしている途上と言える。
今期も好調な若手実力者たちが勢ぞろいするだけに、彼らが試合の中心的存在となる可能性は高そうだ。
太平洋クラブ御殿場コースから約40分
アート心が沸きたつアトリエ温泉旅館
星野リゾート「界 仙石原」
神奈川県は箱根の中でも、とりわけ豊かな自然に囲まれる高原リゾート地「箱根・仙石原エリア」。
ススキの名所としても有名で、特に9月下旬から10月下旬にかけては、ススキが黄金色に輝き幻想的な景色を生み出す。
周辺には、約3000年前に箱根火山が大規模な水蒸気爆発をおこし、山が崩壊してできた大涌谷（おおわくだに）があり、大正から昭和にかけて欧米型の避暑地として開発されてきた。
そんな箱根・仙石原にたたずむ星野リゾート「界 仙石原」は、全ての客室に露天風呂を備え、温泉に浸かりながら仙石原の雄大な絶景を望むことができる温泉旅館。
大涌谷から引いた温泉は、やや白濁したpH 2.0の酸性の硫酸塩・塩化物温泉で、短時間の入浴で肌が滑らかになり、身体がしっかりと温まる特徴がある。
露天風呂では、桜や紅葉などの木立が織りなす四季折々の景観を眺めながら思う存分湯浴みを楽しみたい。
また、箱根・仙石原は「ガラスの森美術館」や「彫刻の森美術館」といった美術館や博物館が多く点在する芸術の街としても知られている。
界 仙石原では、開業前に「アーティストイン レジデンス 箱根仙石原」というプログラムを開催し、国内外のアーティスト12名が界 仙石原に宿泊しアート制作を行った。
箱根で受けたインスピレーションをもとに創作活動がおこなわれ、完成した作品は客室や館内に展示されている。
アート心が沸きたつアトリエ温泉旅館
星野リゾート「界 仙石原」
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