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【九州】王道なのに、新しい。九州の温泉巡り


言わずと知れた、日本は世界屈指の「温泉大国」だ。

「日本書紀」や「万葉集」にも天皇の温泉行幸の様子が残されていたり、古来より日本人は怪我や病気になると温泉を湯治(とうじ)として重宝してきた。

湯治とは、人が本来持っている自然治癒力を高めることを本質としていて、日数をかけて入浴する温泉療養のことだ。

古くは大分県の別府温泉、群馬県の草津温泉などが湯治場として知られ、現在では全国各地に広がる温泉地が観光地としても人気を集めている。


界 阿蘇の露天風呂

日本には温泉の源泉数が2万7000本を越え、その湧出量は毎分約260万リットルにものぼると言われている。

令和4年度の源泉総数の都道府県別ランキングを見ると、

  1. 大分県…5,090本

  2. 鹿児島県…2,738本

  3. 北海道…2,229本

  4. 静岡県…2,209本

  5. 熊本県…1,334本

と、大分県が他に大きく差をつけての断トツの1位で、九州3県だけでなんと 9,207 本の源泉数を誇っている。

九州はまさに日本を代表する温泉の宝庫なのだ。


界 霧島のご当地楽「天孫降臨ENBU」

温泉を巡る旅というのは、温泉だけではない、食やその地の魅力が大きく関わってくる。

その土地ならではの食材に、その土地ならではの湯浴み、そしてその土地ならではの文化体験を楽しむことが温泉旅行の醍醐味ではないだろうか。


王道なのに、
あたらしい。

本文より先にまずはこちらの動画を見てほしい。


星野リゾート「界」は、「王道なのに、あたらしい。」をテーマにした、日本らしい旅を演出する温泉旅館だ。

現代に合うくつろぎを追求した和の空間に、各地の風情や四季の美しさを織り込んだおもてなしで客人をお出迎えする。

現代風の湯治として、その土地ならではの湯浴み、食事、文化体験を楽しむことができる。


界 雲仙の特別会席

そんな界が九州各地で展開する施設を巡る「九州周遊旅」は、まさに温泉好きにはたまらない贅沢な旅となるだろう。

例えば、長崎県の「界 雲仙」では、独特な濁りのある雲仙地獄から引いている温泉と、旨味が際立つあご(トビウオ)の出汁で、ふぐや伊勢海老・和牛をいただく「あご出汁しゃぶしゃぶ」を堪能できる。

大分県の「界 別府」では、別府の温泉街をイメージした館内に、別府湾を見渡す絶景の足湯と、地元の特産品を使った料理が堪能できる。


界 阿蘇の「カルデラ乗馬」

この旅の魅力は、各地の温泉だけでなく、地域ごとの文化や食事にも触れられることにある。

熊本県の「界 阿蘇」では、阿蘇のカルデラが育む草原の中で乗馬を楽しみ、火山の恵みを感じる湯浴みが待っている。

鹿児島県の「界 霧島」では、伝統的な焼酎作りの体験や、桜島を望む露天風呂でのひとときが楽しめるだろう。


界 別府の「湯治ジャグリング」

さらに、各地の「界」では、季節ごとの特別なイベントや体験プログラムも用意されており、例えば、大分県の界では「湯治ジャグリング」や「わら綯い体験」など、温泉ゆかりの地ならではの体験を楽しむこととができる。

この「九州周遊旅」は、温泉の癒しと共に、その土地ならではの魅力を五感で感じることができる、贅沢な大人の旅となるだろう。

疲れを癒すだけでなく、新たな発見と感動に満ちた旅路が、訪れる人々を待ち受けている。

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